初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2742回】健全経営

私は好景気をしりません。

景気の良い時に社会人時代を

過ごしていないので、デフレ経済

に慣れ親しんでいる一人です ^^;

 

好景気の時代は物価が上がり

給料もそれなりに上がっていたので

しょうが・・・

 

 

今はどうでしょう。

 

 

物価は上がれど、給料はそれ程上がらず

といった方達が多くを占めているのでは

ないでしょうか。

 

そのような中、コロナショック

から始まったウッドショック、

物流ショック、そしてロシア問題、

ほぼすべての物流が滞っているので

商材価格が上がっております。

 

景気はボチボチなのに、インフレ状態。

 

モノの供給が十分ではない為、価格が常に

変動し、買い手の判断が遅れればどんどん

価格は上がっていきます。

 

建材や木材、設備が上がっているので、

住宅会社のほとんどが、価格を

上げております。

しかし、ブランド力が無く、

上手に売価に転嫁出来ていない

住宅会社や助成金バブルなどで

受注残が多く残っていて粗利が

少ない会社は今後、経営がかなり

落ち込むと予想されます。

 

こんな時、思い出されるのが稲盛経営。

真面目にものをつくり、適正利益を確保し

内部留保に寄与する働き方。


つまり、日頃から自己資本を

積み上げるという経営の基本が

問われております。

 

「いざ」というとき、内部留保

からの補填が出来る会社、

健全経営をしているお陰で

金融機関から、「いざ」という時

お金を借りれる会社はやはり強いです。

 

住宅会社であれば、ご契約済み

のお客様への単価アップのお願い

や職人さんたちへの支払い交渉、

売価アップや積算ルールの変更

などやれることはありますが、

限界があります。


不信感を招きかねない会社が

今後どっと増えていくと強く

感じております。

 

健全経営、当たり前ですが

とても大切ですね!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「経営を考えるものとして」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事