-写真の部屋-

奥野和彦

スロースタート

2013-04-04 20:35:13 | 写真
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4月になり、うちは夫婦と高校1年生が1人
中学1年生が1人という構成になった。
2月以降、仕事も途切れぬ程度に続き
受験、卒業大会、その子たちの出る作業
入る作業、それが学校での枠、野球での枠とあって
そこそこ忙しく、それでかどうだか少々くたびれて
目の前の作業を右から左へとこなして行くしか無かった。
妄想鉄道に心遊ばせる暇もなく
川に糸を垂れ無心となる機会も得られず
海外出張でもトラブルが発生し、散々な時期であった。

まぁ、私を除いたそれらの者は希望通りに進学し
大会でも高成績を収め、ひとまずは
めでたしめでたしで良かった。

自分は珍しく、いくつかの懸念を抱えて
新年度を迎える事になるが、悪い方にばかり考えても
いられない。季節と共に明るくもなって来るだろう。
3月の終わりとともにやっと一段落がついて
キャンプ場のバンガローに行って来たけれど
2日とも雨で、渓流魚にも遊んでもらえず
フィルムも1本撮っただけで… 

まあ、次、次。



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キハなんだけど可愛くない。
それでもモハが走ってるよりはいいし
廃線になってしまうよりどんなのでも走っていて欲しいが
欲を言えばキハ58がいい。
中学生の頃だったか、この路線の町を
題材にしたサスペンスドラマが放送されて
それ以来、乗ってみたい行ってみたいと思って
いた路線である。そのドラマでは キハ58が
走っていたのだ。
すでに何度か来ているが、なぜこんな塗色にするのか。
全然景色とマッチしない。

ステンレス車両は持ちが良いというが味気ない。
エコだの採算だのばかりでは鉄道の美しさ、良さに欠ける。
ちょうど坂に差し掛かる所で
上る列車はエンジンをガーッとかけるし
下る列車はジョイント音だけを軽やかにこだまさせて
駆け下りて行く。
うちの前にも電車は走っているが
生活しながら電車が通り過ぎて行くのは良い。

今、うちの前を旧塗色の東武線が走っている。
これもいきなり走って来たので驚いたが
子供の頃、馬込沢あたりで
慣れ親しんだ色なので大変に懐かしい。