そろそろ準備すっかな。
小さい、可愛らしい橋が
この家のためにだけあるのかというような
田んぼの中の一軒家の前にある。
うらやましい。
この橋を渡って学校へ行く。
この橋を渡って家に入る。
写っている電柱に小さな電灯がついてただろうか。
夜になったらしょんぼり灯って足元を照らすだろうか。
でも、羨ましがるのは何も知らないよそ者で
夜は怖いし、
雨が続けば、川が溢れる心配もあるかも知れない。
2ヶ月半ぶりぐらいに仕事。
皆、集まれるのが嬉しかった。
感染対策を万全にしないと
すぐに何か言われるので
そこが皆大変で、普段以上に
することが多く、気も使う。
それをスマートに動揺なく導かなければならなくて
落ち着いて整然と動く。
イベントに登壇した11人の若い男の子たちも嬉しそうで
無事に仕事は終わった。
そうなれば、みんながまた嬉しくて
お先に失礼する私をなぜか
たくさんの方がエレベーターホールまで見送ってくれて
ドアが閉まりきるまで笑顔で手を振ってくれて
こちらも沢山笑って手を振って
その光景が目に焼き付いた。
で、大変勿体ぶったが
1年ほどヤフオクでチェックを続けて
とうとうこの「清◯」が出ているのを
見つけて手に入れた。
だから写真に撮れている。
似たような中古の渓流竿5本セットでのオークション。
有名メーカーで無い竿の場合
1本出したのでは目立たず、買い手も付かず、で
じゃ、まとめて出して、ってことも多い。
そういう出品もチェックしていた所、その中に混じっていた。
3、4回ほど値段が上がったが
3千円台で終わった。
では、チャチい雑な品物かと言ったらそうでは無い。
肉厚カーボン、握りの部分には滑らぬよう糸と籐が巻いてある。
1980年代の製品はこうであった。
以降の何とかグリップと称した
ざらざら加工しただけのグリップより手が混んでいる。
一緒に届いた他の竿も同様の良い製品である。
実物を手にしてみるとロゴマークの下に
かすれてOKUDA或いはTOKUDAと入っていた。
ロゴマークはTの字の図案化か。
TOKUDAと言うメーカーはオークションの中にも
時々出てくるので、そこから調べてみたら
徳田釣竿製作所というのが兵庫県にあったようで
そこでは無いかと思われるが、「清◯」が結びつく記事は無かった。
今朝、EIZOUくんはまた書き込みをしてくれて
琥珀の琥、では無いかと。
で、「清琥」でググってみたが竿としての答えは見付からなかったと。
その後、みってぃさんも「琥」じゃない?
と書き込みをくれた。
そして「清琥」の確率がかなり高いと思うに至る。
なぜなら、当時のダイワのハイエンド渓流竿に
「琥珀」という人気シリーズがあったから。
うん、そうか、とここで捜索を終わりにしたい。
今も、一流メーカーのもっと軽くて強い竿が
日々進化して全国的に売り出されるけれど
そこまでを求めない、でもオーソドックスで
質実剛健な竿は中小のメーカーで作られて
お店の棚の中段より下には並んでいる。
その中で、より良い道具を見つけ出すのも
趣味としては面白い。
EIZOUくん、一緒に考えてくれてありがとう。
釣り好きの叔父のそばで
沢山釣り道具を見て育ったので
その時期の釣り道具なら
どんなメーカーのどんな物で、どの程度の値段で
と言うのは知っている方だと思う。
ダイワ、シマノ、オリムピックなど有名メーカーが
デザインするものはCMや広告も含めて
カッコ良いのだが
そこまでお小遣いが無い
釣り好きのお父さんにだとか
多少地味ではあっても
中身としては同等の、いや竿の調子なんかは
パクっちゃったようなものさえ売られていた。
それが得意なメーカーもあった。
昨年、この本の「清◯」の写真を久しぶりに見て
これをネットオークションで探すことは出来るだろうかと考えた。
◯の漢字が読み取れないので
いろいろ充てて入力してみるけれど出て来ない。
出品されたとして、元の値段的にそう高価になる事はないだろうが
もし、自分と同じ理由で探している人がいるとしたら
競ったりするのか?
メーカーが分からないので
Googleで探すことも出来ないし
ロゴマークはあるが
これは私の記憶に無い。
考えたり調べたりして総合的に見て
著者が郡上付近の釣具屋で購入したのでは無いか
とすると、その地域のローカルなメーカーの
物である可能性がある。
その地域で消費され、無くなって行けば
自分が手にする事はないかも知れない。
また、調べていて興味深かったのは
「奥飛騨」と言うカーボンロッドである。
これはオークションにもよく出ているが
少なくとも、関東の釣具屋で置かれているのを
見たことは無く、郡上の釣具屋には
昨年行った時にも普通に置いてあった。
製造期によって、なのか
「奥飛騨調子」とか書いてある物もあって
この竿には非常に地域性を感じる。
清◯と関連が無いだろうか。
郡上から峠を超えたら飛騨高山である。
使ったことは無いけれど、張りの強い
魚を引き抜くタイプの竿の感じがする。
そして、なんの事は無く
ちょっとずつデザインや一節の長さが違うだけで
OEMで中身は同じ工場が作ってたりもするのだ。
同時に、◯ックルベリーの中古延べ竿コーナーに
ガサッと放り込まれていないか行った時にはチェックもした。
ほぼ30年前、この本が編集された時に
後にこんな世の中になってこんな読み方をされるとは
誰も思いようが無かっただろう。
さて、この竿の銘を何と読むか。
崩してあって分からなくて
これは、私の30年来の問題である。
郡上の渓流釣りについて纏められた本の中でも
この本は殊更私のバイブルであって、
著者の菱田與一さんはもうお亡くなりになっているそうだが
ここに1枚写真を転載することをお許し頂きたい。
まかり間違ってご子息やご家族の方が
このブログをご覧になるような事があれば
尊敬と憧れを持って紹介しているとご理解頂ければ幸いです。
昨年、私は竹で作られた郡上竿のことを書き
それを買いに行くと言う経験を書いたけれど
郡上職漁師でありながら、
菱田さんは進んで短めの軽いカーボン竿を使い
極めて軽快に手際良く魚を獲ってゆく、
言い方が適しているかどうか分からないが
郡上という土地にあってはモダンなタイプであったのでは無いか。
著書の中で釣竿についても述べていて
では、どんな竿を使っているのか?
と、ミーハーとしてはそこに至る。
本文をくまなく見ていくと
何カットか竿も写っている写真があるが
これが一番、竿の銘が分かる写真である。
ダイワでもがまかつでも無い
はっきり言って有名メーカーでは無い竿だが
これが、アマゴ漁で生計を立てた男の道具。
6月も半分過ぎてしまい
渓流釣りの1番良いシーズンは行けずに終わろうとしている。
7月になって仕事が戻って来て
生活がまた元に戻り始めたら
ヤマメ釣りに行きたい。
鮎釣りも始まるので、思った場所で釣りが出来なくなるのも仕方ない。
鮎はある程度、人が動いても釣れるけれど
ヤマメは逃げてしまう。
鮎釣りの人たちが居る場所でヤマメ釣りは出来ない。
上流に逃げたやつを追って
ヤマメ釣り師も上流に向かう。
今日はカインズホームで
麦わら帽子を買った。
650円ぐらいの安いやつ。
これを釣りに行くときはかぶる事にする。
野球が始まったら被って行っても良い。
子供たちは笑うだろう。
キャップでは顔が日に焼けるので
野球はともかく、釣りには良い。
昔は笠をかぶっていた。てっぺんが三角の。
あれは雨の中で釣りをしても
体さえカッパを着ていれば雨は顔から離れたところへ
滴り落ちるので鬱陶しく無い。
そういう無茶な使用法だったので何年か使ったら
破れて流石に使えなくなった。
今回も笠でも良かったけれど、少しひさしの狭いスリムな
麦わら帽子なのである。
これより、また釣りの話になるかな。
1985年頃
何にも保証はなくて
これからどうなるのかも分からなくて
ただ手探りに生きて
夜中の道路掃除の仕事を終えて
明け方帰る時間のひまわり。
こんなに優しくひまわりを
今は撮れない。
午前中、市内買い物。
スーパーの表にある、ペットボトルを回収する機械。
あれ、面白い。
農協のお店に行って「ヤングコーン」を買う。
結構早い者勝ち。
これ、美味しい。
その後、もう一件スーパーに寄った後、
コーヒー屋に入って
黒糖タピオカティーを飲む。
これも、美味しい。
人は分散して座っている。
みんなマスクもしているし
ベラベラ喋ってもいないし
こういうのなら、ずいぶん大丈夫なんじゃ無いかな。