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奥野和彦

第二妄想甲子園3

2013-07-23 18:31:07 | 写真
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準々決勝にはチームの子を連れて
観戦に行った。U子さんがいたのでちょっと挨拶にと
近寄って行ったら、なんかの取材を母が受けていた。

ダグアウト横のカメラマン席には
知っているスポーツ紙のカメラマンもいて
「何ですかぁ?今日はどうしたんすかぁ?」
などと聞かれるので
「ほら、あのサードの子がさぁ…」なんてまた
自慢して優越感に浸る。

少年野球において
強くなくちゃいけないのでしょうか?
楽しい野球じゃいけないのでしょうか?
しょっちゅう聞かれる事だし自問自答することもある。

強豪校を指して
「全国から選手集めてんだろ?強くて当たり前じゃん」
「県立高校は甲子園に出られるわけない。」
「どうせそういうチームが勝つのだから見ててもつまらない」
という人も沢山いて、分からない事も無い。

私は一流が好きである。
一流の仕事をしたいし
一流の機材を使いたいし
野球だって一流のチームを見たい、一流のチームでありたい。

一流である為には
一流の練習、努力をしなければならない。
一流の努力をすると、一流の仲間が生まれ
一流の思い出を作ることができる。
一流という言葉を一生懸命と置き換えてもいいかもね。

だから、一流を求めて集まるものは
集まればいいし、そこに集まれば一流の厳しさも
一流の練習も待っていて、それでいい。
野球以外の事に一流を求める事も当たり前に
あってよくて、私は何でも一流が好きだと言っても
一流の生活を送ってる訳ではない。そこは
二流、三流で良いと始めから分かっているのだ。
昼は一流の立ち食いそばを食っている。

結果や表面ばかりを見て、ダメなら
頑張る事は無駄だと思う人に
ちょっと教えてあげたいと思う。
高校野球に関して言えば
 それでも、やるんだよ皆。
甲子園に多分行けないだろうなんて事は分かってる。
でも、そのチームなりの一生懸命の練習をしてきて
ぶつかりあえば、最高の県大会になる。
そこにかけてきた時間と熱量がちゃんと
メダルになってんだよ。

日曜日、マーのじじに会ったとき
チームトップの打率5割と言っていたが
準々決勝では記録としては無安打。どうなったかな?
U子さん、やはりコメントは届いてないようです。
良かったら、もう一度。

さあ、あと2勝!
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今日は2015年7月23日
3年生になったマーが夏の甲子園出場を決めました。
この時に書いた一流という言葉に当時抵抗を感じる方がいらっしゃいました。
誤解されても仕方ないですね。これだけ列記すれば。
今もうまく表現出来ませんが…。