8月のスケジュール帳を眺めて
まとまった休みは取れない事が分かった。
いい事だ、と思うしか無い。
ちょっとでもスキあらば瀬戸内へ
と思っていたが…。
電車の中での楽しみだった旅の妄想も
さすがにする気にならず
スマホでYouTubeめぐりに入る。
あまちゃんのせいか最近は８０年代に見聞きしていた
歌番組やCMの動画を見てヒマをつぶす事が多い。
決してファンではないが聖子ちゃんは
こんなに可愛かったか。
電車の中で頭をダルマ落としのように
小槌で叩かれ、叩かれた拍子に口から心臓がポコッと
飛び出すぐらいに驚いた。
驚いて少し辺りを見回した。
心臓は飛び出さないかわりにキューっとなった。
坂本龍一のサウンドストリート、というNHK-FMで
やっていた番組の1981年間ベスト10の日の放送の
録音がアップされていて、それを聞いていたのだ。
リクエストのハガキを読み上げている教授の口から
その頃、付き合っていた彼女の名前が読まれたのだ。
自分も彼女もYMOが、教授が好きだったし、
このラジオはいつも聞いていたし、もしかしたら
あたし、ハガキ読まれたよ！なんてことも
あったかもしれない。
あの頃の、FM放送の雰囲気と
坂本教授のボソボソした喋り方と流れる曲と
◯◯市◯◯◯子という名前とが頭の中で一気に
スパークしてキューンとなったのだ。年甲斐も無く。
もし、今彼女に伝えられるなら絶対教えてやりたい。
「すげえ懐かしい貴重なの、聞けるよ」と。
大体聖子ちゃんだってそうなのだ。
これはまた違う彼女だが、その子が聖子ちゃんが好きで
オレにカセットテープをくれた。自分では買う事も無かった
松田聖子だけど、そのアルバムは良かったのだ。
楽曲として歌声として好きになった。
歌詞の内容は全部、その子がオレに対して
抱いている気持ちととった。 うむ。
バカだよね～。 でもそう思うと
いつも３００回の夜のバットスイングが
５００回とか出来ちゃうんだよね～。
バカだったよね～。 みんな大好きだったなあ。
きっとどこかで元気に暮らしてるんだよね。
また、恥ずかしい事書いてしまった。
明日になったら見られない。