-写真の部屋-

奥野和彦

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2014-01-14 18:08:07 | 写真
140114
この時期の野球が一番寒い。
1月から2月にかけて。
北風が強い日なんかはグランドのお母さんたちも
本当に大変だけど一生のうちの、ほんの何年かです。
子供が野球なんかやらなければ味わえない体験ですよ。

うちはもうチームに子供は居なくなったけれど
お世話になったので数年はお手伝いしようと
思っていたら、監督を仰せつかる事となった。
今度はB監ではない。
総監督になるO山監督の輝かしい野球経歴、戦績のあとを
引き継ぐには役不足と分かってはいるが
それを理由にいい加減にやるつもりはないし、
それこそ教わって来た事を総動員して
全身全霊かけてやっていくしかないだろう。

大体、監督というのは
威張って、サインを出して子供を動かして
優勝したら素晴らしい采配だと誉められて
あとは酒飲んでりゃいいと、見えるかも知れないが
颯爽とベンチに居るのは1時間半の試合の間だけで
監督業は毎週のスケジュールを立てたり、試合や大会の
打ち合わせに出て日々あっちこっちの監督さんと
練習試合だなんだと調整しているのがその仕事の大半なので
あって、それを少しは背負わなきゃと思ったことでもある。

でもまあ、子供が野球なんかやらなければ、ましてや
名門チームの監督なんて、そうそう味わえる体験では
ないのだし、
子供たちとスタッフの皆さんと親御さんたちと
一生懸命やりつくして、我が軍に運があれば
いい成績も残せるだろう。

普通の男が一人普通に生まれて普通に生きて
死ぬまでの間にはまあこんなこともある。ということ。だな。