-写真の部屋-

奥野和彦

もうすぐは〜るですねえの所

2020-11-19 22:22:36 | 写真


高校のクラスメイトがバンドをやっていて
と言う話を前に書いたけど
その前にアイドル歌手の話を書く。
昭和の音楽に、また私たちの音楽経験にとって
アイドルというのは重要な存在である。

特定の好きなアイドルがいた訳ではないが
テレビやラジオから普通に耳に入ってくる曲で
音楽の勉強を知らず知らずのうちにしている。
ハーモニーや和音、
例えばキャンディーズの春一番のサビのハモり。
ジュリーの危険なふたり、TOKIOのイントロのギター
そんなのが耳にこびり付いている。
キャンディーズ、ピンクレディーの時には
効果音として使われていた電子音が
YMOになると、その電子音だけで曲が作られていて
「この音は一体何なのか、何の音なのか?」
という所で、自分から初めて音楽に興味を持ったと思う。

印象に残っている物を書き出してみる。
榊原郁恵の「ロボット」早見優の「夏色のナンシー」
のシンセ打ち込み(そんな言葉なかったけど)
沢田研二とエキゾティックスの「ストリッパー」
のアームで揺らしたギター
YMO、クラフトワークがライブになった時の
テンポの速さと、ポップさ。

テクノポップから音楽に入門したけれど
探っていくと見えて来る
その土台となっている音楽、
さらにその元となっている音楽
そんなものをどんどん遡っていくようになる。