-写真の部屋-

奥野和彦

山茶花

2023-01-07 21:17:58 | 写真


年が明けてから妻の実家に帰省していた。
義叔父が亡くなった、その前後の事を
無二の親友であった義父に報告する事ができた。



島に着いてバスを降りて
波戸の上をもやいである船なんかを撮りながら歩いていたら
ほんの数センチの段差につまづいて
左手には釣竿、右手にはキャリーバッグ
首からはデジタルカメラを下げて
そのままコンクリートの上に転んだ。
カメラは無事であった。
右膝と左肘をついて、顔も上唇と鼻のあたりを
どこかにぶつけてジンジンし出したので
血でも出たかと離れて歩いていた奥さんに聞いてみた。
信じらんない、と呆れていたが
顔に傷は無く、右膝が擦りむけていて
まだあまり着ていない新し目のダウンジャケットの
左肘から羽毛が飛び出した。
これと、段差につまづいて転んだという事が
非常にショックである。



18年前に亡くなった母の方の叔父の遺品である
チヌ(クロダイ)のヘチ釣り用の和竿を今回は持って行って
釣りをしたが、3回大きなのがドン、とかかり
3回とも1.5号のハリスをぶっちぎって逃げた。
次回、リベンジを誓って竿は置いて来た。



山茶花の花は華やかで綺麗で良いが
枯れ始めると汚いと言ってお母さんが掃除を始める。
枯れた花は落とす。
いずれ自分達が歳を取って隠居生活になれば
こんなことが日々の仕事になるのかな、と思う。



今年はいろんなことにおいて
曲がり角を迎えそうな気がしている。