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原子炉に海水注入決断、廃炉も…福島第一1号機

2011-03-12 23:54:23 | 東北関東大震災関連
原子炉に海水注入決断、廃炉も…福島第一1号機 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

-地震による自動停止で原子炉内の圧力上昇と過熱を引き起こし、炉心溶融が心配されていた東京電力福島第一原発1号機に、東電は海水を注入するという決断をした。枝野官房長官が12日夜の記者会見で明らかにした。
 海水は、海から引いてたくさんの量を使用できるので、冷却の効果が高い。もともと原発には緊急用の海水注入系があり、温めた蒸気の冷却などに海水を使用している。原発が海辺に建設されるのは、このためでもある。
 特に、今回の緊急冷却では、海水にホウ酸を添加して使用する。原発の水は、冷却材であると同時に、中性子の速度を落として核分裂反応を起こしやすくする効果がある。
 水を注入した結果、再び核分裂が活発化しないよう、反応を抑えるのがホウ酸の役目だ。ホウ酸注入は、非常時の冷却では効果があり、軽水炉には専用の注入システムが常設されている。
 問題は、1号機の今後だ。海水を使用した場合、設備の復旧が難しくなる。特に今回の事故では、核分裂によって生じた放射性物質が外部に放出されていることから、ウラン核燃料の少なくとも一部が、金属被覆を溶かして露出し、融解を引き起こしている可能性がある。
 そのような深刻な汚染が起きたうえに海水を注入した原子炉を、再び健全な状態に戻すのはコストもかかり、実現はかなり難しい。
 仮に、原子炉を廃炉にする場合、国への審査手続きが必要になるほか、放射能の高い核燃料の冷却、施設の放射能汚染を取り除く作業(除染)などが必要になる。また、構造物も40年にわたる運転で中性子線にさらされ、放射化しているため、放射線の影響を防ぐための措置を講じた上で解体する必要がある。


福島第一原発1号機爆発時、3人被曝 県発表

2011-03-12 22:50:11 | 東北関東大震災関連
福島第一原発1号機爆発時、3人被曝 県発表(朝日新聞) - goo ニュース

-(福島県大熊町)で、午後3時30分ごろに大きな爆発音を伴う爆発が起きたことを明らかにした。枝野幸男官房長官は同日夜会見し、爆発は何らかの理由で建屋内にたまった水素によるもので、原子炉の安全性を保つ格納容器は損傷していないこと、今後の損傷を防ぐため、容器を海水で満たして冷やす措置を指示したことを明らかにした。福島県は同日、近くの高校のグラウンドにいた3人がこの爆発で被曝(ひばく)したと発表した。
 冷却にあたって、核反応が連続する臨界に達しないようにするため、ホウ素も用いる。この措置は午後8時05分に着手したという。枝野氏はこうした手段について、原子力安全委員会など専門家などとも協議し、新たなリスクはないと判断したが、「念のために、万全を期すため」、避難を指示する対象を従来の半径10キロから半径20キロに拡大した。
 東電は12日午後、原子炉格納容器の損傷を防ぐため、容器内の放射性物質を含む空気を外部に放出する作業に着手。同3時30分ごろに現場敷地境界で、1時間あたり1015マイクロシーベルトの放射線を確認した。
 1015マイクロシーベルトは、一般人の年間被曝(ひばく)線量の限度(1ミリシーベルト=1千マイクロシーベルト)を、1時間で浴びる放射線量に該当する。日常生活で自然から浴びている放射線は平均で1時間あたり0.05マイクロシーベルト。放射線業務従事者は年間50ミリシーベルトかつ5年間で100ミリシーベルトが被曝限度とされている。
 だが、その直後の午後3時36分ごろに爆発があった後、線量は70.5マイクロシーベルトまで落ちたという。こうしたことから、枝野氏は放射性物質の放出に大きな変化はなく、原子炉は制御下に置かれるとしている。
 福島県によると、爆発で1号機の原子炉建屋の天井が崩落したことを確認したという。東電社員ら4人が負傷し、病院に搬送されたという。
 東電の小森明生常務は12日夜の会見で、第一原発について「現在、原子炉の様子がつかめないが、時間ごとの(放射性物質の)放出の可能性は高い。厳しい状況」と述べた。
 放射線医学総合研究所や東電が原発敷地内で、燃料中に含まれる核分裂生成物であるセシウムやヨウ素を確認した。いずれも、ウランが核分裂をした後にできる物質だ。
 こうしたことから、保安院、東電とも、炉心溶融の可能性が高いとしている。想定されている原発事故の中で最悪の事態だ。これが進むと、爆発的な反応を引き起こして広く外部に放射能をまき散らす恐れもある。
 原子炉圧力容器内の水位は下がり続けており、午後5時28分の段階で、燃料棒(長さ4メートル)の上端から1.7メートル低い位置にある。燃料棒の半分近くが露出した状態になっている。消防車などを使って冷却水を注入しているが追いついていない。このため、東電は海水も使うことを選択肢の一つとして検討していることを明らかにした。
 政府は福島第二原発(同県楢葉町、富岡町)について、避難を指示する範囲を、半径3キロ圏から10キロ圏に拡大した。


【東日本大震災】東電、14日にも管内で「輪番停電」実施へ

2011-03-12 21:51:51 | 東北関東大震災関連
【東日本大震災】東電、14日にも管内で「輪番停電」実施へ - MSN産経ニュース

-東京電力は12日、電力供給が需要に追いつかない見通しとなったことから14日にも地域ごとに停電する「輪番停電」を行うと発表した。家庭、工場、公共施設の区別なく3時間ずつ送電を止める。需要が供給を上回ると管内全体が停電する恐れがあるため。東電は、自宅で医療機器を使う人には発電機を貸し出すなどして対応するとしている。東電が輪番停電に踏み切るのは初めて。
 病院や公共施設などを停電の枠外にするのは「技術的にできない」(藤本孝副社長)といい、自家発電などによる対応を求める。信号も止まる。電車は一つの路線でも広いエリアから電力供給を受けており、影響は出にくいとみられる。
 東電の供給力は現在、夜間の電力で水をダムにくみ上げて昼間の発電に使う揚水発電などを含めて3700万キロワット。今後、揚水ダムの水を使い果たすと供給力は3100万キロワットに落ちる見通し。産業活動が本格化する14日の需要は4100万キロワットが見込まれ、輪番停電でしのぐしかなくなった。
 150万世帯の電力需要に相当する500万キロワットを一つの単位とし、周知した上で順番に主に昼間に3時間ずつ停電させていく。それでも足りなければ、1度に2つの区域を停電させることもあるという。

東京電力は12日、電力供給が需要に追いつかない見通しとなったことから14日にも地域ごとに停電する「輪番停電」を行うと発表しました。
とりあえず13日分は回避されたようですが14日分は回避できないと判断したようです。
150万世帯の電力需要に相当する500万キロワットを一つの単位とし、周知した上で順番に主に昼間に3時間ずつ停電させていく。それでも足りなければ、1度に2つの区域を停電させることもあるということです。引き続き節電に努めましょう

福島第一原発、格納容器の爆発ではない

2011-03-12 20:57:08 | 東北関東大震災関連
“格納容器の爆発ではない” NHKニュース

枝野官房長官は、記者会見で、福島県の東京電力・福島第一原子力発電所で何らかの爆発があったことについて、「原子力施設は鋼鉄製の格納容器に覆われている。その外が、コンクリートと鉄筋の建屋で覆われている。このたびの爆発は、建屋の壁が崩壊したものであり、中の格納容器が爆発したものではないことが確認された」と述べ、格納容器の爆発ではなかったことを明らかにしました。

先ほど枝野が会見を行い、東京電力・福島第一原子力発電所で何らかの爆発があったことについて、「原子力施設は鋼鉄製の格納容器に覆われている。その外が、コンクリートと鉄筋の建屋で覆われている。このたびの爆発は、建屋の壁が崩壊したものであり、中の格納容器が爆発したものではないことが確認された」とのことです。
とりあえず一番守ろうとした格納容器は守れたようです。爆発はあくまでも外側の建屋が爆発して壊れたようです。

福島第一原発 20キロ圏に拡大

2011-03-12 19:43:25 | 東北関東大震災関連
福島第一原発 20キロ圏に拡大 NHKニュース

-福島県は、12日午後6時半前、総理大臣官邸の指示を受けて、福島第一原発から20キロを新たに避難指示の対象にすることを決めました。福島第一原発では、これまで半径10キロの範囲で避難指示が出ていました。福島県は、現在、具体的な市町村やエリアを調べているということです。

というわけで避難範囲が拡大になりました。福島第一原発は半径20km、福島第二は半径10km圏内に避難指示を出しました。
一度は第二原発は半径20kmとなりましたがこのように訂正されたようです。
対象となる方は落ち着いて避難してください