2023年7月1日淀城に登ってきました。
本当はもっと遠くに行くつもりでしたが、線状降水帯とお天気のせいで行き先を変更したのです。
ほらもう京阪電車の淀駅ですよ。
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お隣の駅が石清水八幡宮なんですね、知りませんでした。改めて石清水八幡宮に寄ってみたいです。
駅で地図を見ます。
京都競馬場が近すぎです。警備員の方があちらこちらにいました。
その地図の右下(?)方面に目指すべき淀城があります。近いです。
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淀城跡は今は淀城址公園になっていて、2つの神社があります。
與杼(よど)神社ともう1つは稲葉神社、です。
こちらが與杼神社。大きなお社ですね。
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その傍らにあるのが、こちら稲葉神社。
小さくて可愛いらしい。
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稲葉神社?
首を捻って近づくと、石垣が現れました。
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どうです!?(興奮気味)
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もう城址内なのでした。
ところで稲葉神社の由来について。
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主祭神は何と稲葉正成さんでした。
美濃斉藤家の重臣稲葉一鉄の後を継いだ稲葉重通に婿入りしたのが、稲葉正成さん。
ただし稲葉重通の娘が早くに亡くなったため、重通は姪を改めて養女として正成に嫁がせるのです。
新しい奥さんは、明智光秀の重臣斉藤利三の娘でもあるお福ちゃん、即ち後の春日局なのです。
一方、稲葉正成さんは秀吉に命じられて小早川秀秋の家老になりますが、関ケ原で嫌気が差したのか(大嘘)秀秋のところから逃げ出してしまいます。結局秀秋が若死にして断絶したため、元に戻れません。
ところが家康に気にいられたのか、孫の松平忠昌の家老としてスカウトされました。大坂の陣では若い松平忠昌を助けたようですが、忠昌が戦功により越前福井に転封されるとそれには従わず、蟄居することとなりました。
またもここでスカウトされ、今度は下野真岡藩の藩主となります。強運の持ち主なんですかねえ。
ちなみに真岡はこの間登城してきました。
話は長くて申し訳ありませんが、真岡に転封された稲葉家の子孫が淀藩として移動してきたんですね。
で、その際に稲葉正成さんを神様として祀ったそうであります。いや~いろいろあって武将の世界も大変(笑)
皮肉なことに、幕末の鳥羽伏見の戦いにおいて、淀藩は幕府軍を結果的に裏切ってしまいます。
これって戦争なのよね、悲しいなあ。
稲葉神社の本殿。今回の無事を祈ります。
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在りし日の淀城図。こんなに広いのです。
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淀城の由来について詳しく書いてあります。
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城内は公園になっていますが、高台に天守台らしきものがあります。登ってみましょう。
と思ったら、結界が張ってあります(´・ω・`)
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でも階段があって別途外周部に登れました。
でもまた結界が。
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近づいて覗き込んでみます。ここまでが限界。
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素敵な石垣。
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淀城の石碑です。
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公園を抜けて一回外へ。完全に遊具もある公園です。
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お堀に関する但し書きです。水車を使って水を引き込んだとか。
小堀遠州、本阿弥光悦らの名前が出ています。
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明治天皇の輿が立ち寄られたのでしょうか。
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京阪電車の電チラです。特急待ちかな。
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一回外に出て周囲を探訪します。
駐輪場から石垣を眺めると、またいい感じ。
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他の駐輪場からも良く見えます。
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更に別の駐車場からも。
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整備するともっと良い城址になる様な気がしました。
でわ、駅に戻ります。