馬鹿琴の独り言

独り言を綴ります。時にはお相手して下さい。

八上城に登ってきました

2023-07-22 23:37:37 | 城攻め

2023年7月22日八上城に登ってきました。

篠山城と併せて攻略したかったのです。こんなトコですよ。

朝8時20分発の電車に乗れば、9時44分に篠山口に乗換えなしで行けそうです。

ところが起きたら8時20分!!( ゚Д゚)

仕方なく、9時30分の電車で尼崎乗換えの11時到着ということになってしまいました。

尼崎から1時間というロケーションは近いですねえ。

ここから八上城はバスがあるということでしたが、篠山城にも寄りたいのでレンタサイクルを利用することにします。

丹波篠山観光協会レンタサイクル JR篠山口駅東口 - TABIRIN(たびりん)

1日1,000円で電動アシスト付き自転車を借りれるということです、便利ですね。

東口出口を降りたところにありました。

受付のおじさんに教えていただき、八上城まで自転車で50分くらいと伺い、ガイドマップをもらいました。

でわ出発~

サイクリングマップはこちら。

ccd768c7442bdf3ff841e0a2fe03474c.pdf (sasayama.jp)

と意気揚々として出発しましたがこれが、なかなかの難路。おまけに炎天下。

コンビニがあったのでおにぎり2個とチキンをGET。頂上で食べるつもりなんですが、目指す春日神社登山口が見つからず、蕪丸城址なるものが見つかりましたがなかなか登城できません。

後で分かりましたが、私の携帯ナビは八上城の西側をさし示しているようです。肝心の春日神社登山口は北側にあったのでした。

修正しましたが1時間のロス(;´д`)トホホ

12時に登山口に着くはずでしたが、13時にようやく何とか行けました。

十念寺さんというお寺か十兵衛茶屋という建物を目指した方が良いかもしれませんね。

登山コース拡大図です。

史跡の説明書きです。

これが春日神社口、遠くに鳥居が見えていますよ。

では頑張りますよ~

自転車を止めて中に入りますと、思わぬポスターがありました。

2020年大河ドラマの「駒がくる」じゃなかった「麒麟がくる」期待のものです。真ん中にいるのが明智光秀の母牧の方。

石川さゆりさんではありません(笑)

八上城主波多野秀治は当初信長に協力していましたが、1575年天正3年黒井城主赤井直正討伐中の明智光秀を裏切ります。

4年後波多野秀治は降伏するのですが、波多野氏の助命を誓った光秀は生母牧の方を人質として八上城に預けます。

しかし安土城にて波多野秀治は処刑されてしまいました。

それを知った波多野残党は牧の方を処刑してしまいます。それが本能寺の変の一因だとか。

ただしこれは眉唾もののお話だそうで、お母さんのお墓は岐阜にあるそうです。そう言えば麒麟でもお母さんは普通に亡くなっていました。ポスターの期待通りではなかったようです。

ちなみに竹中直人さんの主演「秀吉」では、野際陽子さん演じる光秀の母さんは処刑されていました。

 

閑話休題、お城登城に戻りましょう。

春日神社のお社がありました。

朽ちている感じですね。

本殿。無事の登城を祈願しました。

登山道です、頂上まで1キロ約45分ですって。

関ケ原以降、八上城主になった前田茂勝(いわゆる五奉行前田玄以の子供)の供養塔です。

後はひたすら山城を登ります。

小刻みに施設がありました。しかし暑いです。

休んでは登り、登っては休み、心が折れそうになりました。

と右衛門丸跡。微かに石垣が見えますよ!

右衛門丸は実際の指揮所だったそうです。

夏草の中に見える三の丸跡。

一気に視界が開けました。二の丸跡。

眺めが良いです。

篠山城はうーん、見えません。

振り返ると高い石碑が見えます、着いたかな?

着いたようです、約1時間10分掛かりました。

石碑には贈上三位波多野秀治公表忠碑と記されており、題字は毛利元昭さん。

大正年間になってから、1560年永禄3年のころ正親町天皇即位に尽力したから、だそうですよ。

毛利元昭さんは明治以降の毛利家当主なんですって。

ではここで昼食と思ったのですが日差しがキツい上、結構な脱水症状で(ペットボトル2本持っています)体調が良くありません。

おにぎり一個食べたところで強烈な眠気に襲われ、ベンチの上で不覚にも横になり陥落。

何と10分くらい寝てしまいました(笑)

目覚めてパシャリ。これしか本丸の証拠はありません。

本丸を降りたところに岡田丸跡がありました。

本丸下の石垣です。

光秀母上の伝ハリツケの松があると聞いて心が躍ったのですが、降りてまた上がることになりそうですので、諦めました。

ただいま14時45分。レンタサイクルは17時までに返却しないといけませんし、御城印をまだ得ていません。

決断して下城することにしました。

足はガクガクして震えていますが何とか戦って降りましたよ、冷たい飲み物が欲しくて、行きに寄ったコンビニに再度行き、コーラをゴクゴクと飲み乾しました。

コンビニ近くから見えた八上城。丹波富士とも称される高城山で標高は462メートル。

コーラ一本ではまだ足らない感じですが、御城印をGETするため出発します。

八上城の御城印は篠山城の大書院にあるんですって。

電動アシスト付き自転車を必死に漕いで、篠山城に近づきます。約30分掛かりました(;´д`)

16時なので篠山城自体の探索は諦めます。

素晴らしい石組みですね。

虎口。登りたいけどNGです。

人が少なくて不安になりました。

ジョルジョ・デ・キリコさんの「通りの神秘と憂愁」を思わせます。

 

 

【作品解説】ジョルジョ・デ・キリコ「通りの神秘と憂愁」

《通りの神秘と憂鬱》は1914年にジョルジョ・デ・キリコによって描かれた油彩作品。87×73cm。個人蔵。 作品は輪を回して走っている少女と影を通してのみ存在が分かる彫像の...

Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース

 

不安と焦りで振り返る私なのです。

大書院にたどり着きましたが入場はせず、八上城の御城印と篠山城のお城カードを求めてGETです。

急いで篠山口駅に向かわなくては!

痛む足と16時を回ってはいても強烈な日差しと戦いながら走ります。

と渡瀬橋という大きな橋に差し掛かると、伊之助がいました。

違った、乙事主様でした(錯乱気味)

16時40分に到着して自転車を無事返却、17時8分の大阪行きまで時間があるのでまた飲み物を2、3本いただきます。

これにて帰宅いたしますが篠山城の御城印をGETするため、また来なくてはいけません。

八上城含め山城は夏に行くものではありませんね。

改めて再認識しました、でわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする