日本語力?
by |2008-01-24 00:30:10|
今日はお休みでした。
出かけるには外はあまりに寒く、僕は家にこもってパソコンに向かい、日本語テストなるものを受ける。
これがなかなか難しい。
普段当たり前のように接している語法・話法の、いかに間違いが多いことか。
日本語で最も複雑と言われるのが、敬語。
丁寧語、尊敬語、謙譲語の使い分けがとにかく入り組んでいて、日本語を学ばんとする外国人は勿論のこと、我々自身をも混乱させています。
なかでも最近気になっているのが「亡くなられる」という言い方。
正しくは「亡くなる」「お亡くなりになる」なのですが、お葬式などの場でも「亡くなられた○○様の~」みたいな言い方が跋扈しています。
「亡くなられた」という誤った言い方がメジャーになり過ぎて「亡くなった」なんて言うと敬意が足りないとか思われそうで若干躊躇してしまいます。
僕らも同様、人の生死にかかわる職業なので、言葉遣いにかんしては特にデリケートでなくてはならない。
ところが、その根幹が揺らいで見えない。
メッセージが不特定多数に向けて開かれすぎているのも一因かもしれません。
ブログやSNSなど、メッセージは常に見えざる誰かに向けて発信されている。
関係性を持たないコミュニケーション。
最大公約数としての丁寧語。
独白。
それが、すべて。
これが良いことなのか悪いことなのかは、正直分かりません。
ひとつ言えるのは、日本語が貧しくなってきているということ。
話す相手との関係性を考慮して、同じ情報を伝達するのにも多様な言い回しを用いる。
それが日本語という言語の特異さを際立たせ、我々日本人の生活・文化を豊かにしてきたのだと思うのですが。
株式会社加登ホームページへ
出かけるには外はあまりに寒く、僕は家にこもってパソコンに向かい、日本語テストなるものを受ける。
これがなかなか難しい。
普段当たり前のように接している語法・話法の、いかに間違いが多いことか。
日本語で最も複雑と言われるのが、敬語。
丁寧語、尊敬語、謙譲語の使い分けがとにかく入り組んでいて、日本語を学ばんとする外国人は勿論のこと、我々自身をも混乱させています。
なかでも最近気になっているのが「亡くなられる」という言い方。
正しくは「亡くなる」「お亡くなりになる」なのですが、お葬式などの場でも「亡くなられた○○様の~」みたいな言い方が跋扈しています。
「亡くなられた」という誤った言い方がメジャーになり過ぎて「亡くなった」なんて言うと敬意が足りないとか思われそうで若干躊躇してしまいます。
僕らも同様、人の生死にかかわる職業なので、言葉遣いにかんしては特にデリケートでなくてはならない。
ところが、その根幹が揺らいで見えない。
メッセージが不特定多数に向けて開かれすぎているのも一因かもしれません。
ブログやSNSなど、メッセージは常に見えざる誰かに向けて発信されている。
関係性を持たないコミュニケーション。
最大公約数としての丁寧語。
独白。
それが、すべて。
これが良いことなのか悪いことなのかは、正直分かりません。
ひとつ言えるのは、日本語が貧しくなってきているということ。
話す相手との関係性を考慮して、同じ情報を伝達するのにも多様な言い回しを用いる。
それが日本語という言語の特異さを際立たせ、我々日本人の生活・文化を豊かにしてきたのだと思うのですが。
株式会社加登ホームページへ