父の日(過去形)。
by |2008-06-17 19:31:57|
母の日もそうですが、当日に何かを贈るのが「いかにも」って感じで恥ずかしいです。
父とは普段それほど話もしないので、なおさらです。
父の日の前後1週間という、ワイドレンジな頃合いを見計らって(?)ふらっと実家に顔を出し、何も言わずに酒瓶を手渡す。
それだけ。
表情には出さないものの、喜んでくれているのが傍目にも分かるもんで、大した言葉もかけてやれないのが心に痛い。
偉そうなこと言ってますが、親不孝な息子ですわ。
随分派手に口論もしたし。
それなのに、歳を重ねるごとに、親父に似てきたなあ、と我ながら思う。
良いところも、悪いところも。
ホントに話をしないのに、気持ち悪いくらいです。
だからこそ、よくぶつかったのかもしれません。
まあ、そういうのも悪くなかったのかなって、今は思います。
昔は腹立たしくて仕方なかった父の短所も、今となってはお互い様。
父の良いところなんて昔は見つけることができませんでしたが、今となっては何となく分かるような気がします。
こんな僕にも善いところがきっとあって、僕のそばにいてくれる人たちがいる。
それはたぶん、父がくれた贈物なんだと思いますよ、マジで。
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