2009年2月3日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

今年は東北東、らしいです。




大阪が発祥と言われる恵方巻き。
節分の日に巻き寿司を丸かじりするっていう行事だそうですが、僕はつい最近までこの慣わしを知りませんでした。

本当にやってる人っているんでしょうか?
国民全員で僕一人を騙しているんじゃないかと、壮大な被害妄想にさえ陥っています。

とりあえず、今年の恵方は東北東だそうで。
その方角に向かって目を閉じ一言も口をきかず、願い事を思い浮かべながら、休まず一気に巻き寿司を食べる。

・・・・・・食べ切る。

こっそり薄目を開けたらば、おとんやおかんが目を閉じて、見たこともないような形相で巻き寿司に喰らい付いてるのを目撃したりするわけですね。
目を瞑ってるもんだから、食べてるうちに微妙に方位がずれてたりして、それでも「あかんやん!」みたいなことも言えないわけです。

「彼らの巻き寿司が喉につまりませんように」僕の願い事はそれだけです。
そのためだけに、巻き寿司をかじります。


・・・・・・うーん、想像するだけでほのぼのしますね。
子供がいたら是非一緒にやってみたい。

行事ごとって、大切ですよね。
恵方巻の歴史は比較的新しいようですが、節分の日に行うことにも意義があると思います。

祝祭日なども含め、色々な行事があって多くは形骸化しているかもしれませんが、それぞれの起源や意味を調べてみるとなかなか奥深いものがあります。
先人の智恵や文化に触れ、それらが知らぬ間に我々の血の中にも流れているのに気づいたりすると、ちょっとした感慨をおぼえることもあったりして。

今年はもう少し、日々をたしかめながら生きてみようかと、そんなことを思ってみました。







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