お墓と教育。
by |2009-11-08 12:18:57|
先日、とある広告代理店の方とお墓について話をする機会がありました。
その方は、お墓を建てるか納骨堂などで済ませるかという選択を迫られた際に、
「自分の子供にお墓を知らない人間になってほしくなかった」ということで、
結局お墓をえらんだそうです。
倫理観を養うために宗教教育は不可欠です。
しかし、我が国の義務教育の場において宗教は排除されているため、宗教教育を実践できる場というとそれぞれの家庭しかないのが実情です。
その意味でお墓がある家というのはいいなって思います。
「宗教」とか言うと何だか物々しくも感じられますが、「お墓参り」の源流はこの国に宗教が伝わる以前の先祖供養の文化なんです。
だから仏教徒もクリスチャンも神徒も関係なく、日本人だったらお墓参りをするのがごくごく自然なことで、難しく考える必要など一切ありません。
ただただお墓の前で手を合わせ、自らを生んでくれた両親や祖父母、ご先祖様に「ありがとう」の気持ちを伝えるだけで充分ではありませんか。
子供が親兄弟を殺したりする事件が当たり前のようになっている今だからこそ、「ありがとう」の気持ちを育む場が必要となってくるのではないでしょうか。
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