四苦八苦。
by |2015-04-09 12:34:42|
今日は4月9日ということで、「四苦八苦」についてのお話です。
以前にも取り上げたことはあったのですがあらためて。
「四苦八苦」は誰もが使うごくごく一般的な言葉ですが、もともとは仏教用語なのはご存知ですか?

仏教において「四苦」とは生・老・病・死のことです。
生まれること、老いること、病むこと、そして死ぬこと。
どれも自分の意思によっては決して避けることが出来ない「苦」です。
これに以下4つの「苦」を加えたのが「八苦」です。
愛別離苦(あいべつりく)・・・愛する者と別離する苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)・・・怨み憎んでいる者に会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく)・・・求める物が得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく。「五陰盛苦」「五陰情苦」とも)・・・存在を構成する五つの要素(五蘊)「色・受・想・行・識」 に執着することから生ずる苦しみ

これらの「苦」を滅し、悟りへの道筋を示すのが「四諦八正道(したいはっしょうどう)」と呼ばれる教えです。
ちなみに「四諦」とは以下の通りです。
苦諦(くたい)・・・人生は苦であることを悟ること
集諦(じったい)・・・苦の原因を悟り反省すること
滅諦(めったい)・・・苦は滅するものであるという真理
道諦(どうたい)・・・苦を滅する方法があるという真理。その方法が「八正道」です。

折角なので八正道についてもご説明します。
正見(しょうけん)・・・正しく物事を見ること
正思(しょうし)・・・正しく考えること
正語(しょうご)・・・正しく語ること
正行(しょうぎょう)・・・正しく行為すること
正命(しょうみょう)・・・正しく生活すること
正精進(しょうしょうじん)正しく努力すること
正念(しょうねん)・・・正しく念じること
正定(しょうじょう)・・・正しく心を決定させること
いかがでしょう。
「四諦八正道」の教えって、言葉にすると簡単ですし、これらを実践すれば心の平穏を得ることが出来るに違いありません。
でも、簡単なことほど実践が難しいんですよね・・・。
仏教って、深い。
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「四苦八苦」は誰もが使うごくごく一般的な言葉ですが、もともとは仏教用語なのはご存知ですか?

仏教において「四苦」とは生・老・病・死のことです。
生まれること、老いること、病むこと、そして死ぬこと。
どれも自分の意思によっては決して避けることが出来ない「苦」です。
これに以下4つの「苦」を加えたのが「八苦」です。
愛別離苦(あいべつりく)・・・愛する者と別離する苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)・・・怨み憎んでいる者に会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく)・・・求める物が得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく。「五陰盛苦」「五陰情苦」とも)・・・存在を構成する五つの要素(五蘊)「色・受・想・行・識」 に執着することから生ずる苦しみ

これらの「苦」を滅し、悟りへの道筋を示すのが「四諦八正道(したいはっしょうどう)」と呼ばれる教えです。
ちなみに「四諦」とは以下の通りです。
苦諦(くたい)・・・人生は苦であることを悟ること
集諦(じったい)・・・苦の原因を悟り反省すること
滅諦(めったい)・・・苦は滅するものであるという真理
道諦(どうたい)・・・苦を滅する方法があるという真理。その方法が「八正道」です。

折角なので八正道についてもご説明します。
正見(しょうけん)・・・正しく物事を見ること
正思(しょうし)・・・正しく考えること
正語(しょうご)・・・正しく語ること
正行(しょうぎょう)・・・正しく行為すること
正命(しょうみょう)・・・正しく生活すること
正精進(しょうしょうじん)正しく努力すること
正念(しょうねん)・・・正しく念じること
正定(しょうじょう)・・・正しく心を決定させること
いかがでしょう。
「四諦八正道」の教えって、言葉にすると簡単ですし、これらを実践すれば心の平穏を得ることが出来るに違いありません。
でも、簡単なことほど実践が難しいんですよね・・・。
仏教って、深い。




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