2015年6月23日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

夏至とハノイ。

こんな記事を見つけてしまいました。

【大阪・夏至の夕やけ 7時すぎてもきれいなピンクに染まる雲】

昨日は夏至だったんですね・・・。
こういう時に限って大阪にいない僕でした。
写真に収めたかった・・・。

さて、夏至と聞いて思い出すのはトラン・アン・ユン監督/脚本のフランス/ヴェトナム共同制作映画『夏至』です。
同監督の『青いパパイアの香り』も素晴らしい映画でしたが、こちらの『夏至』の濡れたような青緑がかった色彩にはため息が出ます。
抑制の効いた表現上の閾値の中に生温かい官能をとろとろと流し込んだような映像美、とにかくそれがドキドキものなんです。
ストーリーはヴェトナム出身でありながらフランス育ちの監督らしく、何だか良く分かりません(笑)
個人的には、たとえ物語の起伏が乏しくても、映像を眺めているだけで現実逃避できるような映画が好きなので全然アリでございます。




ロケ地となったハノイの旧市街は、僕が訪れたアジアの都市の中でも際立ってノスタルジックな古都で、日本の京都と同じように景観保存のための規制が敷かれています。
迷宮のような路地を歩いていると、何十年か昔にタイムスリップしたかのような錯覚にすら陥りそうに。




経済の中心地であるホーチミン(旧サイゴン)に較べると未だに社会主義の香りを残した小さな首都ですが、その中に垣間見える異国が街に一種異様な趣を与え、泥臭い濃密な日常がすぐそこに渦巻いているにもかかわらず、どこか異次元に迷い込んだような気分に浸れるのはユニークです。

日本人の旅行先としては南部のホーチミン、中部のフエやホイアンなんかが人気で、北部のハノイと言ったらハロン湾のついでみたいな扱いですが、とにかく独特な空気に満ちた魅惑の街です。

皆さん、まずは一度映画『夏至』を観てみてください。
ハノイの誘惑がきっと待ち受けているはず。




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