化学系エンジニアの独り言

時の話題や記事の備忘録

泣くな武田 札幌ドームが待っている

2009-11-06 | スポーツ
泣いてなんかいないよ、と突っ込まれそうですが、あえてそういってあげたい。

1年間フルに活躍したピッチャーが、1点も取られずにシーズンを終えることは難しいはずです。確かに、昨夜は少し調子が悪かったのでしょう。

しかし、だーれも武田を責めたりはしません。ここまで来たのは彼のおかげであることを充分に知っていますからね。

それにしてもシリーズはいい試合が続いています。昨夜は巨人らしい勝ち方というところでしょうね。サヨナラホームラン、それもソロホームラン二本とは。
ただ、大道がつないだあたりがただの大味な野球でないところで、原野球の真骨頂といったところでしょうか。

さあ、札幌ドームのファンは待っています。間違いなく、あと2試合ドームでの試合があると道民は信じています。
次はダルビッシュでしょうか、あるいはダルは第7戦切り札としてとっておいたほうがよいのでしょうか!

景気がづーと最悪の北海道にあってファイターズは本当に勇気を与えてくれます。
最後まで力いっぱいがんばってください。

WBC 2連覇おめでとうございます

2009-03-27 | スポーツ
それにしてもWBCにはまたまた感動をいただきました。2連覇というのはすばらしいことですね。今回は総じて打者よりも投手の方が大きく寄与していたという印象です。もちろん、いいところで打点を挙げた打者はたくさんいますから、打者は駄目だったというものではありません。そもそも野球は打者が打たないと勝てませんから。

松坂がMVPというのはあれっですね。やっぱり岩隈でしょうが、アメリカでの知名度の差で松坂に決まったんですね。メジャーの選手が受賞したほうが、ニュース的にもアメリカでは都合が良いからでしょう。

われらがダルもいい仕事しましたね。抑えは難しいものですが、よくやってくれました。決勝戦で同点にされたというのは、韓国選手をほめるべきでしょう。
近い将来、ダルにいくらの金額が提示されるかで、大きな話題になることは必定です。

しかし、つい半年前の北京オリンピックでは惨敗でした。それがWBCでは2連覇です。いったい北京の時と今回は何が違っているのでしょうか?選手はそれほど違わないのですから、やっぱり監督・スタッフの差が出たというべきでしょう。
原監督は良くやったということです。目立たなかったかもしれませんが、逆に監督がゲーム中に目立ったら、選手はやってられませんからね。


話は変わって、新型プリウスの試乗レポートなどがWebに載っています。とてもいい車だそうで、ホンダのインサイトを意識して価格も相当に下げてくるのではないかといわれています。
プリウスの部品や材料を提供しているメーカーはいまトヨタからの猛烈な値下げ圧力を受けているのではないでしょうか!このご時勢ですから、注文をはずすわけには行きません。断ることは出来ないでしょうが、もともと自動車関連は厳しいコストでやってますから、さらにそこからコスト削減というと大変です。しかし、トヨタとその関連メーカーこれまでもそうやってきたのですから、今回のプリウスの研にしても頑張るのでしょう。

インサイトはやはり安いなりのつくりだそうです。まだ実際に見ていないのでなんともいえませんが。しかし、ハイブリッドは割高という観念を突き破ったことは大いに評価できます。やっぱり、この辺がホンダイズムというのでしょうか。

ハイブリッド車といえばいまは日本の独壇場ですね。こういう小ざかしい小手先の技術は日本人技術者に向いている、と一昔前ならばアメリカから揶揄されていたでしょう。しかし、いまはGMやクライスラーのようにその小手先の技術すら開発できない自動車会社がおおいのですからね。

GMにまたしても資金援助をするようですが、止めた方がいいですね。オバマさん、空気読めよ、ですね。GMという会社を守るための方策を打っても駄目でしょう。だって、GMという会社がいまのままならいくら資金援助しても生き返りません。GMという会社はなくなっても良いから、GMの社員の雇用を守ることに資金を出すべきですね。これはいろんなところで言われていることですが。

例えば、ハイブリッドなどは日本の自動車会社に任せて、新生GMは昔ながらのSUVとか4x4を作ればいいのです。確かに、燃費の悪いそんな車は売れないとの意見は有ります。確かに、カリフォルニアや東部なんかでは層でしょうが、南部、中西部辺りではこういう車に乗る人は結構いると思うのです。

なんてったて軽自動車とV6はおんなじ燃費になると思っている人がいるのですから。もちろん、V6エンジン以外は車じゃないという気持ちが強いので、そういわせているのですがね。

すでにビッグスリーのアメリカでのシェアは50%をきっているのです。いつまでもビッグスリーという亡霊にこだわる必要はありません。



WBCと五輪野球

2008-08-30 | スポーツ
ここにきて星野さんにWBCの監督をお願いする、というニュースがあります。「他に誰がいるというのか」、「リベンジの機会を与えたらいい」などということのようです。

はっきり言って反対というか、星野ジャパンはもう見たくありません。北京五輪の結果がすべてでしょう。帰国後のいろいろな会見の言葉を聴いても、この人にもう一回やってもらいたい、とは思いません。

それに選手村に入らずどこぞのホテルに泊まっていたという。五輪精神はいったいどうしたんでしょうか?

WBCはバレンタイン監督にお願いしましょう。日本人でないとチームジャパンの監督になってはいけないというほうは無いでしょうから。大リーグで活躍している選手を束ねられるのは彼しかいませんね。

オリンピック種目から野球は外れました。もし今後復活しても五輪野球にはアマチュアの選手で望んでもらいたい。プロの選手も助っ人的に入ってもいいでしょうが、基本はアマ主体でやってほしい。アマの選手から出場機会を奪って全員プロで望んでもこの結果なんですから。アマの選手に再び機会を返したらいいのです。

さいわいWBCが始まりました。こちらはプロ主体でチームを作ればいいんじゃないの!

女子ソフトボール

2008-08-22 | スポーツ
昨日は感動しました。今回のオリンピックの総合成績は前回アテネが金とすれば銅メダルでは、と予想しましたが、間違いでした。銀メダルですね。

いつもと変わらない光景です。勝者は喜び、抱き合う。敗者はうつむいて涙する。そんな光景ですが、今回のオリンピックでただひとつ違うのは、勝者が日本で敗者がアメリカということです。こんな内容の記事がNYタイムズ(HP版)に出ていました。自責点ゼロの投手陣と5割打率の4番バッターがいて勝てなかった。「いったいこれなら何をすればいいのか分からない」とアメリカ選手のコメントも載っていました。

上野という選手がいるかいないかの差でしょう。2日間で三試合を一人で投げぬくなんて、そんな選手はもうこの先でないんじゃないでしょうか。
それにしても感動的な試合でした。
NHK解説の宇津木前監督は、ほとんど解説じゃなくて応援団に成ってました。でもそれがよかったですね。「前畑がんばれ」のアナウンサーを出したNHKですから、大目に見てもらえるはずです。小倉さんとおんなじテンションでしたから。

ところで、陸上、水泳、レスリング、重量挙げ、射撃、柔道、ボート、カヌー、ボクシング、ヨット、自転車、フェンシング。これが何か分かるでしょうか。金メダルが10個以上ある競技です。

陸上、水泳が多いのは分かりますが、レスリング、重量挙げなど、体重別に行われる競技も多いんですね。よく分からないのが、射撃。そんなに種目を多くする必要があるんでしょうか?ボート、カヌー、ヨットといった水周りの競技も多いですね。

より多くの金メダルを狙うんであれば、こういったマイナー(失礼)な競技に力を入れたらいいんじゃないでしょうか。野球、ソフト、サッカー、バレーなんてみんなでよってたかってやっても金1個しか取れませんもんね。
というわけで金メダルの数で争うことが、いかにナンセンスかということですね。

でもスポーツって本当にいいですね。素直に感動できますから。
最も個人的には金メダルを期待された1回戦で負けてしまった選手の気持ちがよく分かります。これで終わったわけではなく、ひとつの通過点に過ぎないのだからまたがんばってください。

オリンピックが終わってしまいますが、これから何のTVを見てすごせばいいんだろうと思っているのは私だけでしょうか!

オリンピックの夏休み

2008-08-15 | スポーツ
世の中完全に夏休みモードです。
オリンピックも前半を終わりましたが、ココまででもいろいろなドラマを見させてもらいました。

一口で言えば、今回のオリンピックの結果は初日のヤワラママの結果がすべてを象徴しているように思います。周囲も本人も期待していた3連続金はならず。でも、銅メダルを獲得しました。前回のアテネは全体としてできすぎですから、北京は全体を通じて銅メダル程度と見るのが妥当でしょう。

それにしても、今回出られなかった柔道の野村選手の金3連覇は偉業だなとつくづく思います。いつもやわらちゃんの陰に隠れて話題になりませんでしたが、ほんと強かったのね。代わりに出た新人さんは活躍できなかったようだし、こんなことなら野村に4連続金を狙わしてもよかったんじゃ、というのはただの結果論ですかね。

それでも柔道は女子が連覇、連覇を見せてくれましたし、北島という選手を中心にしたチームKITAJIMAはすごい物を見せてくれました。ほんと、感動した、ですね。

オリンピックでは必ず国別メダル獲得数というやつをやってますが、メダルの数え方が違うんじゃないでしょうか?
フェルプスみたいに一人で何個も金メダルを取るのはもちろんいいでしょう。
団体競技の金メダルを1個とせずにスタメン人数分の個数で数えたほうがよいのではないでしょうか。野球やソフトなら金9個になります。
それだけ多くの人がかかわっているのですから。それに金メダルはチームに1個じゃなくて、選手一人ひとりがもらってます。だとすれば国別獲得数もこれに合わせて、団体競技は選手数だけメダルをカウントしたらいいです。

今女子ソフトを見ていますが、いきなり4点、ホームラン2本でピッチャー交代になりました。んー、試合は始まったばかりですから、気を落ち着けてがんばってほしいもんです。

NOMO投手、ありがとう

2008-07-19 | スポーツ
野茂投手の引退が報じられました。新聞、テレビは言うに及ばずブログでも、この偉大なパイオニアをたたえる記事であふれています。自分としても思い出のある選手です。

思い返せが10年以上前、1995年10月に家族とともにアメリカ南西部の小さな町に住むこととなりました。人口3万人のこの町には日本人家族などいません。この町で知り合った日本人は結局3人でしたが、いずれも50代以上の人で、若い頃アメリカにわたってきたといいます。中には戦後まもなく講和条約前だったので、吉田首相の手紙をVisa代わりに携えてアメリカに来た、というおばあちゃんもいました。

要するに全く異国の地で、ぽつんと家族だけで暮らすことはなかなか大変でした。言葉の問題、習慣の問題などです。もちろん私以上に家内と子供3人(末っ子はまだ1歳だったので苦労はしていないと思うが)は大変でした。

そんな時、野茂投手が大リーグで活躍していることにとても勇気付けられました。トルネードといわれる独特のフォーム。三振をたくさん取ることから付けられたドクターKのニックネーム。野茂投手のニュースに接したり、職場でその話題が出るたびに、日本人の誇りというか、プライドを鼓舞されるように勇気が沸いたものです。

時は下って2002年の夏。出張でヒューストンに行ったときのことです。週末をはさんだ日程だったので、日曜日は一日オフでした。さて何をしようかとネット検索したら、地元アストロズの対ドジャーズ戦があり、先発は野茂です。これを見逃すわけには行きません。早速ミニッツメイドスタジアムに駆けつけました。

3塁側のビジター関の切符を買おうとすると、切符売り場のおばちゃんは、何でアストロズ側を買わないのかと不満そうに聞いてくる。待ってましたとばかり、あたしは日本人なんで先発の野茂を応援したいんだ、と応えると、おばちゃんはそれならよろしい、と切符を売ってくれました。

アストロズの先発は若手の速球派です。名前は覚えてませんが、95-96マイルがコンスタントに出ていました。大リーグにはこんなピッチャーがごろごろしているというからびっくりです。

野茂の球速は90マイルを超えたくらいが最高でしたが、ストライク先行の良い内容でした。試合は投手戦になったのですが、終盤にドジャーズがホームランで得点して野茂は交代しました。結局ドジャーズが勝って野茂投手は勝ち投手になりました。

初めてなまで見る大リーグでしたが、本当に良い思い出になりました。これまで何度も復活してきた野茂投手ですが、今度ばかりは引退を決意したんですね。残念ですが、これまでいい思い出を本当にありがとう

夏見円選手

2008-06-24 | スポーツ
本来は環境のカテゴリーに入れなきゃいけないんでしょうが、やっぱりスポーツのカテゴリーで書きます。

何のことかといえば、サミット記念環境総合展に行ってきました。札幌ドームで先週やっていたやつです。内地の人はほとんど興味なかったでしょうけれども、北海道としてはおそらく最大規模の展示会ではないでしょうか?

そんなわけで開催前日は主催者も出展者もてんてこ舞いだったようですが、どうにか無事に会期を終了した模様です。そう入場者は8万人を越え、事前計画の6万人を大きく上回ったとのことで、まずは盛況といえるでしょう。

一般の産業展と違って、啓蒙のためのブースなどが多く、めったやたらとエコバッグを配っていたように感じました。それはそれでよいことでしょう。

さて、本題の夏見選手です。夏見選手はJR北海道所属の女子クロカンのエースです。今年のワールドカップでクロカン女子ではオリンピック、世界選手権、ワールドカップを通じて日本人初の表彰台にあがる快挙を達成したのは有名ですよね。

JR北海道ブースにて初日にDMV模型の始動式をやった後、なんとサイン会があったのでした。事前のPR不足なのかギャラリーは数えるほどでした。小生も事前には知らなかったのですが、何気なく通りかかったのがラッキーでした。

環境総合展ですから、色紙ではなくエコバッグにサインしてもらったのですが、これが限定150枚ということでした。ゲットできてめちゃうれしい。

「ブログ見てますよ。これからも頑張ってください。」と声をかけたらにこっと笑ってくれました。ついでに握手してもらえばよかった、と後で思ったのですが、タレントじゃないんだから、サインだけで満足ですね。

というわけで今後ともますます夏見選手を応援します。


女子クロカン

2008-03-01 | スポーツ
女子クロカンの夏見選手がやってくれました。
Great congratulationですね。
トリノオリンピックから応援していたおじさん達はとっても喜んでいます。

クロスカントリーというと注目度はいまいちの種目ではあります。でも複合が荻原選手などの活躍でメジャーになったように、夏目選手の活躍でこれからメジャーになっていくことを期待します。

かつてのクロカン選手といえば、ほっぺたが真っ赤なりんごほっぺのことか、男子だと鼻水がツララになっている状態で走っている、なんていう印象があります。しかし、やはり昨今はぜんぜん違ってどの選手もきれいだし、輝いている気がします。

それとネットでレースの映像を見たのですが、コースは街中の道路に雪を敷き詰めて作ったようなところでした。なにも雪山でレースをやるのではないのですね。観客が居るところにレース場を作るということでしょうか。山の中のレース場に観客を集める、という発想とはまったく反対で、こんなところにもやっぱり本場のスポーツは違う、と妙に感心してしまいました。

中東の笛で一躍メジャーになったハンドボールといい、注目度の低かったスポーツにスポットライトが当たるのはいいことです。

JR北海道さん、夏見選手をキャンペーンポスターに起用しようね。ダルビッシュももちろん悪くないけど、自分とこの社員を使ったっていいでしょう。アマチュア規定に触れることなんてないのでしょうから。
そこんとこ、期待しています。

ファイターズよ お疲れ様

2007-11-04 | スポーツ
野球シーズンもファイターズの完全試合負けという結末で終わってしまいました。まずは中日の皆さん、ファンの皆さん、おめでとうございます。過去の優勝のこと53年ぶりだって、覚えている人、すくないんとちゃうかな。

去年は日ハムの優勝の前に涙を飲んだドラゴンズですから、今年はりべんじできてよかった、とエールを送ります。

それにしてもこのシリーズのファイターズは弱かった。ダル一人ではいくらなんでもシリーズは勝てないよね。でも、みんなよくがんばったと思う。そもそもシリーズに出られるような戦力じゃなかった、というと失礼ですね。

2年も続けて優勝しちゃ、いろいろと大変なのでこれはこれで結果としてよいのです。また、がんばる目標ができたのですから。それにしてもファイターズは本当に北海道に根を下ろしましたね。というか、北海道民がファイターズにはまってしまいました。背負うものを持った球団は、かつての広島のように強いものがあります。もちろん、中日もそうですね。どこかのうさぎ球団は背負っているものが違います。ファンじゃなくて違うものを背負っているので勝てないのです。原さんのせいだけじゃないでしょう。

それにしても山井さんはどう思っているんでしょうか。落合は監督まったく失格ですね。選手はオレ流で一人でできますが、監督は一人じゃないんですから。ヒルマンのつめの垢をせんじて飲め。

あの場面で岩瀬登板を期待した日本人がいるでしょうか。中日ファンは岩瀬を出してほしかったのか。違うでしょう。完全試合をみんなが期待していたのです。
プロ野球はファンあってのものでしょう。山井を続投して一発打たれて同点になっても、怒り心頭の中日ファンがいるでしょうか。

こういう指揮官の下で働きたいと思う選手がいるでしょうか。やっぱ、落合は空気読めない元祖ですね。いつも第7戦まで考えているのが監督でしょうが。7戦まで考えれば、もうピッチャーにいない日ハムに対して、中日のピッチャーはいっぱいいるのに。日本一の監督が首になることはないでしょうが、これで来年の日本一は絶対ないと思う。選手やスタッフがついていけないでしょう。

まー、よその球団のことをとやかく言うのはいけませんが、野球ファンという目線でいえば、夢を売る商売のはずが、夢を摘むやり方ではいけませんね。
ほんと、何で落合監督は投手交代したんだろうか。本当の理由を聞いてみたい。

シンジテイマシタ 北海道ファイターズ

2007-10-19 | スポーツ
去年に引き続き今年もやってくれました、われらがファイターズ。

昨年有償直後の北海道新聞の本社屋には「シンジテイタ 北海道日ハムファイターズ」の垂れ幕がかかっていたのを覚えています。
ヒルマン監督も昨年優勝時の「シンジラレナイ」から「シンジテイマシタ」に進化しました。

誰かが言っていたように自信が確信に変わっているのが、今年のファイターズでしょう。新庄が引退し、小笠原が抜け、岡島が抜けて、昨年新人賞・八木投手が不調でも、若手や控え選手がしっかりと活躍し、ファイターズ野球を貫いた結果です。

チーム打率最下位、ホームランはわずかに70何本。よそのチームなら主力二人分のホームランしか打っていません。確かに今年はセギ様の調子もいまひとつでした。それにもかかわらず優勝したのは、積極的に次の塁を狙う走塁とピッチャーを中心とした守りがきちんと機能したからでしょう。

何よりも選手たちが役割を理解して、一丸となってゲームに望んだ結果です。選手の皆さん、そしてヒルマン監督。あなたたちは偉い。本当に北海道によくぞ来てくれてうれしい。プロ野球がこんなに面白いことを再認識させてくれました。

ロッテの選手たちもちろん監督も良くやりました。そして試合後には敬意を表する光景も見せてくれました。やっぱ、時代はパリーグに移っているんじゃないでしょうか。経済的には地方の格差というけれども、こと野球から言えば、福岡、仙台、札幌と地方は元気です。

ヒルマン監督。北海道のファンは世界一です、って行ってくれたのはいいんだけれど、今度行く大リーグ・カンザスシティ・ロイヤルズファンから苦情が出ないか心配だ。

思えば北海道という地は、ビーアンビシャスのクラーク博士に代表されるように外国人との縁が深いところです。きっと北海道の気候と土地が大陸と同じだからなのでしょう。

ヒルマン采配には色々ありますが、キャッチャー分業制を始めたことは大きいと思います。野球の守りの要はなんと言ってもキャッチャーで、ここがしっかりしたch-無は勝つ、とよく言われます。しかし、ピッチャーが分業制になったようにキャッチャーだって分業制はありでしょう。

押えピッチャーと一緒に出てくる押えキャッチャーは、ブルペンでずっとクローザーのその日の投球を受けているのですから、肌で今日のマイケルの調子が分かっているというものです。

日本シリーズに向けての不安といえばマイケルの調子が落ちていることくらいですが、皆責任感強い選手ですからきっとやってくれるでしょう。

今年もまだしばらく野球で楽しめそうです。

世界陸上

2007-09-02 | スポーツ
先週から世界陸上が始まっています。案内役の織田雄二はすっかり定着しています。それにしてもあのテンションの高さは、松岡修三に匹敵するものがあります。それもそのはずで織田さんならずとも、陸上競技というものは見ていると面白いものです。

世界陸上のようなレベルの高い大会でなくとも、中学生や高校生の陸上競技大会でも、実際に競技場に足を運んで生で見ていると結構面白いものです。
陸上競技は早く走る、より高く跳ぶ、より遠くに投げるといった単純な競技です。そんなわけでサッカーや野球のように高等な技術や複雑な戦術がないのでつまらない、と思ったら大間違いです。一つ一つの競技の面白さはもちろんあります。さらに競技会では次から次へといろんな競技が行われますから、一日見ていてもあきません。

さらに鍛え上げられた競技者の肉体はとてもまばゆいものがあります。均整の取れた身体は美の対象といってもよいでしょう。古代オリンピックはスポーツ競技というよりは美の祭典ではなかったか、と思います。

今回の大会ではエキジビションとして車椅子の1500mレースが行われていました。ハンディキャッパーといえども競技者に変わりはありません。とてもエキサイティングな競技だったと思います。健常者の大会にもっともっとハンディキャッパーの大会を組み合わせるようになればさらに面白くなるでしょう。

ところで、マラソンの中継を見ていたらやたらとプリウスが走っているのが目に付きました。トヨタがメインスポンサーだからでしょう。3年ほど前の箱根駅伝ではホンダの燃料電池自動車が先導車になっていました。当時は燃料電池自動車が自動車の環境問題の切り札のようにもてはやされましたが、3年たってすっかり当時の熱狂はさめてしまったかのようです。

トヨタは今回燃料電池車ではなく、プリウスを前面に出してきました。環境自動車の切り札、少なくともここ10年くらいの切り札はハイブリッドということでしょう。もちろん、燃料電池のことも忘れているのではなく、燃料電池バスを走らせていました。燃料電池自動車は燃料になる水素の搭載を考慮すると、当面はバスのような燃料を積むのに余裕のある車種について開発が進められるのでしょう。

世界陸上と並んで、あるいはそれ以上にマスコミに取り上げられているのは朝青龍問題です。しかし、いい加減追い回すのはやめたらといいたいですね。モンゴルに逃げ隠れたい気持ちが分かりますね。
他人の不幸をみるのは面白い、特にそれが今まで栄華を極めた人であればなおさらです。そういう人の持ついやな面に訴えかけて視聴率をとろうという考えを、真っ向から否定するテレビ人はいないのでしょうか。

師匠との師弟関係はまったく破綻している、協会はなめられている、というのがテレビ人の主張なのでしょう。でも、いいじゃないの。師匠などなく自分ひとりの力で横綱を張っているのならば、それはそれで立派なもんでしょう。

確かに彼には師匠や目上の人を敬うというような態度はないのかもしれません。そういう人は大相撲ではだめですよ、というのであればさっさと破門してしまえばよいでしょう。過去にも問題を起こした横綱はいたように思いますよ。
横綱個人に心技体を求めるのならば、相撲協会自身も心技体が備わっているかどうか、自問自答する必要があるでしょう。

おめでとう 駒苫

2006-08-22 | スポーツ
それにしてもいい試合でした。両投手の疲労度からすれば打撃戦を予想する向きも多かったのではと思いますが、決勝戦1試合目と同じ投手戦となりました。両投手の体力、気力には脱帽です。

勝敗の分かれ目はこれまで打撃戦を勝ち上がってきた苫小牧が斉藤君を打てなかった、ということに尽きると思います。安打数は早稲田実業と同じですが、四死球・エラーを含めると負けています。特に4番が完全に抑えられたのが痛かった。逆に言えば早実の斉藤君は4番を抑えるために120%の力を出し、それ以外の打者の時には6割程度で投げていたのではないでしょうか。

本間君は不本意でしょうが、主将として4番としてよく最後までチームを引っ張ってきたとほめられるべきです。日本シリーズに出るようなチームの4番でも打てない時はあるのです。胸を張って北海道に帰ってきてください。

再試合も良い試合ではありましたが、やはり選手の、特に投手の体調はきになりますね。決勝戦なんですから、勝ち負けを決める必然性はないのでは。両校同時優勝にしてあげることは出来ないもんでしょうかね。

高校野球

2006-08-21 | スポーツ
高校時代に野球以外のスポーツをやっていたものにとって、高校野球はあまり面白いものでは無ありません。もちろん、野球そのものがつまらないとか、野球部員が気に食わないということではありません。何で野球部はインターハイに出ないの、何で野球だけ毎年甲子園でやってんの?何で一つの会場で50試合近くもやんなきゃいけないの、という高校野球特別扱いに不満があるからです。しかし、今年の高校野球は暑く、面白いのは言うまでもありません。地元が勝ち残っていればもちろんのことです。

苫小牧の3連覇、なんて全く夢の夢です。ちょっと前までは南北北海道代表といえば、一回戦が勝てるかどうか、ベスト8に残ろうものなら大騒ぎだったことを思うと、信じられません。

それにしても昨日はそれまでの乱打戦と打って変わって、投手戦でした。両投手とも実力を出し切ったという感じがします。ご苦労様でした。

両投手とも昨日までに相当数の球数を投げています。もう連投は無理でしょう。出来たとしても、将来に影響すると思います。

エース同士の対決は昨日で引き分けだったわけですから、柔道などの団体戦のように今日は二番手、三番手ピッチャーに投げさすべきでしょう。連盟からそういう通達を出せないものでしょうか?

自チームの勝利のために将来あるピッチャーの肩を壊してしまっては、本末転倒というものです。
勝敗の行方以前に、こういった大会運営のことを考えなければいけないと思います。

とはいえ、やっぱり苫小牧よ、三度目の正直で優勝旗を持って帰ってきてください。そして今年ことは優勝パレードを盛大にやってください。


ワールドカップ

2006-06-13 | スポーツ
それにしても昨夜は惜しい試合でした。こういうのを勝てる試合を落としたというのでしょう。逆に見ればヒディング監督は自らの作戦通りの勝利で、してやったりという気分でしょう。でもまだまだ分かりません。ブラジル以外の3チームが1勝2敗で並ぶこともありえます。WBCの時のように、可能性はまだまだ残っているのですから。

たかがサッカーという1種の競技なのにワールドカップは何故これだけ世界中の人が盛り上がるのでしょうか?カーリング娘やイナバイアーも無いのにオリンピックより盛り上がるのはなぜでしょうか?

オリンピックではアメリカや中国という大国がいて、国が主体として強化を図りメダルの数を競っている。国威発揚というやつですか。そうなると個々の競技は全体の中に埋没してしまう。この大国がいるということと、国が強化しているということがオリンピックをつまらなくしている原因でしょう。

しかしワールドカップでは間違ってもアメリカは優勝し無い。中国にいたっては本大会に出場すら出来ない。国際政治の世界でのスーパーパワーが通じないところがワールドカップの愉快なところでしょう。

ところで、アメリカや中国が蚊帳の外という意味では、京都議定書も同じです。こちらはロシアというエネルギー界の大国が参加してはいますが。
でもワールドカップと違って京都議定書にはアメリカも中国も参加しないと、実効が上がらないのは言うまでもありません。

ついでながら、ぜんぜん話は違いますがどうしてオリンピックとパラリンピックは同時に開催しないのでしょうか?
同じ会場を使って同じ競技をするのだから、健常者と障害者の試合を同時開催すればお互いの競技者が刺激し合えるし、見ているほうも面白い。開催期間が長くなるという意見もあろうが、今だって開会式に出た競技の人は閉会式を待たずに帰国するし、閉会式にでている競技の人は途中から会場入りしています。開催期間が3週間くらいになってもどうということは無いと思うのだが。絶対同時開催のほうが盛り上がります。

星野さん 巨人にはいかないで

2005-08-30 | スポーツ
阪神のシニアディレクターである星野前監督の去就が話題となっている。

巨人の次期監督として巨人軍内部で話が持ち上がっているとか。
巨人は他チームの4番打者やエースピッチャーを獲得するだけではもの足りず、今度は監督まで多チームから獲得するというのでしょうか。
一体巨人というチームのベースはどうなってしまうんでしょうかね。

星野さん、巨人には間違ってもいかないで。
かつて星野さんは打倒巨人をスローガンにしていました。
強い巨人を倒すこと、それを大きな励みにしていたと思います。
今の巨人では「打倒○○」というのもはばかられます。

ナベツネさんは球界のことを真剣に考えている。
だから巨人が常に球界の覇者で、それでこそ球界の反映があると考えています。
しかし、すでに巨人中心主義では球界の反映はあり得ません。
すでに時代は変わっているのです。このような状況で星野さんが巨人に行き、巨人が優勝したとしても球界全体としては何ら発展はあり得ません。

阪神上層部には星野さんは球界の宝だから、阪神が独占しているべきでないという意見もあると聞きます。阪神のそういう考えには大いに賛成です。
そうです、星野さんの行く先はコミッショナーです。ほんとに野球が好きで、野球のことをよくわかる人がコミッショナーにならねばなりません。
巨人の監督などやってる場合ではありません。