化学系エンジニアの独り言

時の話題や記事の備忘録

星野さん 巨人にはいかないで

2005-08-30 | スポーツ
阪神のシニアディレクターである星野前監督の去就が話題となっている。

巨人の次期監督として巨人軍内部で話が持ち上がっているとか。
巨人は他チームの4番打者やエースピッチャーを獲得するだけではもの足りず、今度は監督まで多チームから獲得するというのでしょうか。
一体巨人というチームのベースはどうなってしまうんでしょうかね。

星野さん、巨人には間違ってもいかないで。
かつて星野さんは打倒巨人をスローガンにしていました。
強い巨人を倒すこと、それを大きな励みにしていたと思います。
今の巨人では「打倒○○」というのもはばかられます。

ナベツネさんは球界のことを真剣に考えている。
だから巨人が常に球界の覇者で、それでこそ球界の反映があると考えています。
しかし、すでに巨人中心主義では球界の反映はあり得ません。
すでに時代は変わっているのです。このような状況で星野さんが巨人に行き、巨人が優勝したとしても球界全体としては何ら発展はあり得ません。

阪神上層部には星野さんは球界の宝だから、阪神が独占しているべきでないという意見もあると聞きます。阪神のそういう考えには大いに賛成です。
そうです、星野さんの行く先はコミッショナーです。ほんとに野球が好きで、野球のことをよくわかる人がコミッショナーにならねばなりません。
巨人の監督などやってる場合ではありません。

電気自動車

2005-08-04 | 省エネルギー
電気自動車に関するいくつかの記事

1)三菱自動車は燃料電池自動車の開発から撤退して、電気自動車の開発に集中するとのこと。
さすがに不祥事続きで売り上げ減から、開発投資を縮小せざるを得ないことは想像に難くありません。
開発費のかかる燃料電池自動車開発を断念するのは賢明かもしれません。でも、本当に電気自動車が本命になるのでしょうか。

2)電気自動車(EV)がハイブリッド車を環境負荷の電機面で凌ぐことは自明だ。との記事。

車両効率でハイブリッドに優ることは想像できるが、Well to wheelでみた環境負荷の面、つまりエネルギー消費効率でもハイブリッドに勝てるのは本当だろうか。

開発者である某大学教授によれば、「日本中のバス、トラック、乗用車をすべてEVに替えても、発電所は1基も増やす必要はありません」と断言している。その理由は「余った夜間電力を使うので、発電量を約1割増やすだけで済むから」だという。

本当かどうか、後で検討してみよう。感覚的にあわないような気はしていますが。
発電効率38%の電気をバッテリーにためて、それを使って走るのですから、ハイブリッドに優ると言い切れるかなあ。
また、実用に耐えるだけの大容量蓄電池があるのかがもう一つのポイントです。

電気自動車の方がハイブリッドよりも構造が簡単であるのは間違いないので、電気自動車にも活躍の場はあると思います。でも、世の中のすべての車が電気自動車になる、ダンプカーもブルドーザーも電気で走らせる、そこまでの必然性はないと思う。