今年はないのかなーと思ってましたが、吉野さんおめでとうございます。カーボンファイバーとLiBはもらっていいよね、と思ってましたが、素晴らしいことです。民間企業に務めていたこともあって、吉野さんの人柄が良いですね。
物理学賞の業績を聞いてもさっぱりわからないことがありますが、LiBは文句なく理解しやすいですね。だって携帯やパソコンは毎日世界中の人が使ってますから。
思い返せば20数年前、炭素材料を売ってくださいと言ってあの会社のイオン二次電池事業推進部の部長さんが工場に来ました。リチウムイオン電池の負極にしたいということです。どれくらい使用量があるんですか?まずは数十トン、いや10トンかな。量産になったらどれくらいですか?500トンくらいでしょうか。それじゃ当工場の一日の生産量が半年分ですね。なんて話をしたのを思い出しました。
当時家庭用ビデオカメラがどんどん小型化されてましたが、LiBではなかったと思います。Libになってホント手のひらサイズというか、手の中サイズになりました。後はノートパソコンの小型化ですね。
LIBは今や中国に生産量では負けてますが、もっともっと性能の良い製品を日本で作り出して欲しいものです。