化学系エンジニアの独り言

時の話題や記事の備忘録

朝まで生テレビ

2009-08-30 | 環境
一昨日の朝まで生テレビでは地球温暖化がテーマで、激論が交わされたそうです。選挙期間中なので、やはりこういうテーマが選ばれたのでしょうが、それはとってもいいことです。

地球は本当に温暖化しているのだろうか、むしろ氷河期に突入している入り口にいるのではないか、あるいはいまおこなわれている地球温暖化抑止の方策は本当に実効あるものなのだろうかが、論点だったそうだ。

このブログでは何回も触れているが、地球が温暖化していようといまいと、省エネを目指さなければいけないことになんら変わりは無い。そして、残念なことではあるが省エネは生産活動の面から見ればコストアップの要因に必ずなっているのです。それを技術でいかに安上がりに仕上げるか、という技術競争を国際的にやっているのです。

一方、省エネをやっても金儲けは出来ないので、温暖化を口実に金儲けをしようとする輩がいることは確かです。京都議定書はヨーロッパが仕掛けたルールです。それが証拠に日本は排出枠を海外から購入して2012年までの目標を達成しようとしていますが、購入先はヨーロッパです。(ロシアも含む)

でもこれっていいんでしょうかね。結局お金を払えば、温暖化ガス排出削減目標を達成できるという仕組み。おかしくないですか?お金を払ったら温暖化ガスを排出し続けてもいいのは、温暖化抑制にはならんでしょう。

つまりはヨーロッパに仕掛けられた戦略にはまってしまった、ということに他ならないのです。

国内でもスーパーのレジ袋有料化が浸透していますが、これってスーパーがレジ袋のコストを削減できただけじゃありませんか? だって、ホームセンターでは今でも無料でレジ袋をくれますよ。あるいはコンビにはどうしてレジ袋有料化にならないのでしょうか?

朝までテレビを見なかったのはちょっと後悔です。

さて、いよいよ開票の時間が近づいてきました。政権交代はなるのでしょうか。
各党の政策からは日本の将来が見えてきませんが、覚せい剤タレントのニュース見るよりはまだ選挙番組見てたようがいいような。
それにしてももういい加減、のりピーを取り上げるのはやめて欲しい。

選挙です

2009-08-23 | 社会
前回の衆院選挙は郵政民営化、賛成か反対かという問題意識があって盛り上がりました。今回の衆院選は政権交代なるか、というこれまた一大関心事であり盛り上がっています。選挙が盛り上がるのは良いことです。

残念ながら住民票を家族の住所に残して単身赴任しているので、来週の投票にはいけません。もちろん物理的には自宅に帰ればいいのですが、お盆休みに帰ったばかりですから、金銭的に帰れません。選挙の公示日が先週であれば、不在者投票が出来たのにほんと残念です。

今日の午前中はひさぶさにサンプロを最初から最後まで見ていました。で気づいたことというか、思ったことなど。

社民党という政党に存在意義はあるのでしょうか。小学校のクラス会議じゃないんだから、他人の討論中に手を上げて話したそうにしている党首は見ていて邪魔です。いざ話を始めても視点のずれたことしかいわないのに。
それに比べてお隣の綿貫代表はどっしり構えて、「わしゃ郵政民営化の話しか興味が無い」という風で悠然と構えていました。こっちのほうがまだ大人らしくていいや。もっともその主張には全く賛同しませんが。

郵政の話題で、民営化したのに200兆円の預金は国債購入にしか当てられていない、これでは民営化の目的、つまり財政投融資への資金を断つということが、本来の意味で達成できていないのではないか、という田原さんの問題提起に関して、全うな議論にならなかったのは残念です。

国民の大事な預金を株やサブプライム証券のような危ないものに振り向けてはいけない、という論調が目立ったような気がします。
しかし、金融機関の資金運用先としては、国債を含む債権、株式、ベンチャー企業などへの直接投資、そして企業融資しかありません。国債、住宅ローン以外はすべて最終的には企業活動への資金提供です。この資金をひとくくりに安全でない運用先と決め付けることは間違いでしょう。企業への資金提供をしないとなれば結局国債を買うしかないように思います。
貯蓄から投資へという意識があるのですから、企業活動への投資も行われてしかるべきです。

もちろん、日本郵政そんなに高い運用利益を追求する必要はないとすれば、ハイリスク・ハイリターンの投資をする必要も無いことはわかります。
危険な運用先に資金を出してはだめ、というのならばはっきりと国債だけでいい、と主張すべきでしょう。
もっとも私は金融の専門家でもなんでもないので、簡単な理屈しか理解していません。日本の経済成長を担う日本の企業への投資が危険なものであるというのは、日本は経済成長しないといっているようなもので、ずいぶんと矛盾していると思います。

コインロッカーの荷物が消えた?

2009-08-22 | 社会
2泊以上の出張の時にはキャスター付きトランクとビジネスバッグを持って歩くことになります。今使っているトランクは5代目くらいでしょうか。初めて海外出張に行った10数年前に買ったのが1代目です。当時は2万円位していたと思います。今は、機内持ち込みが可能な小型のものならば1000円くらいでも買えますね。もちろん、高いものもありますが。

今は中型と小型の二つのトランクを使い分けています。つまり3つは使っているうちに壊れたので捨てています。この手のトランクの壊れる場所は引き出す取っ手かキャスターの付け根の部分です。

成田エクスプレスに乗ろうとして取っ手を引き出したときに壊れた時は参りました。なんたってこれから海外出張なのですから。取っ手を引き出したらそのまますぽtっと抜けてしまったのです。どうすることもできないのでそのままアメリカ出張に行きました。転がすことができないので、トランクを持って移動するのですが、さすがに疲れます。途中で時間ができたのでOffice Depotによってサムソナイトのトランクを買いました。たしか60ドルくらいだった。中型サイズのやつでこれは今でも使っています。

あとの二つはキャスターの付け根が壊れて外れてしまいました。キャスターが4つあるタイプはまだいいのですが、2つしかないやつは致命的です。いろいろ補修を試みましたがやっぱりすぐ壊れるのであきらめました。

ところで先日、大失敗をしました。トランクを転がして客先を訪問するのはかっこ悪いので、たいていはコインロッカーに預けます。
で、客先との打合せを終え、駅に帰ってきてコインロッカーを鍵で開けてみると中が空っぽです。あるはずのトランクが無い。人間の心理なんでしょうか、一度ドアをして目もう一度あけて確かめてみました。でもやっぱり何も入っていない。うそー、トランクを盗まれた!

あわてて構内の交番に行って、「コインロッカーの荷物がなくなりました」とおまわりさんに助けを求めました。するとおまわりさんはあわてす、「大変失礼ですが、荷物を入れたロッカーの隣の鍵を閉めてしまったのでは。そういう例が結構あるのです。」とのこと。コインロッカーの管理事務所に私の荷物が回収されていないか確認の電話を入れると、どうやら回収されているみたいです。

で、今度は管理事務所に行って身分証明書を提示して、トランクの特徴や中に何が入っているか、氏名を確認できるものがあるかなどを紙に書きました。幸い、薬局からの薬が入っていて、袋には氏名が印刷されていたので、無事にトランクを返してもらえました。トランクはコインロッカースペースの通路に置き去りにされていたのを係員が見つけて回収したそうです。

そういえば、小銭が無かったので荷物をロッカーに入れたまま、離れた両替機を使いました。そして戻ってロッカーに100円玉を投入したのですが、このとき隣のロッカーと間違えたのでしょう。一度ドアを開けて中を確認すればよかったのでしょうが、急いでいたのでそれをしなかったのが間違いでした。

金銭的に価値のあるものは入っていなかったのですが、トランクが戻って一安心です。でも、こういうところから年を取って行くのですね。

地震です

2009-08-12 | 社会
前日に早く寝たせいもあったのか、朝の5時に飛び起きました。ベッドの下から何かに突き上げられるような大きな縦揺れで飛び起きました。ベッドに体を起こして、部屋中が振動しているので、ああ地震だと。かなり大きそうだと思って、外に避難しようとリビングを通ってアパートのドアを開けてみたが、前の民家や隣の部屋からも誰も外には出ていないのを確認して、またベッドのところに戻って腰掛けたまま、地震が収まるのを待っていました。この間、30秒くらいの出来事だったでしょうか?

もっと大きいのがくるかもしれないと身構えながら数分をすごしましたが、大丈夫そうだと思い、部屋の中を見回してみました。不思議なことに棚においてあったお酒のビンをはじめ、ものが落下した形跡は一切ありませんでした。

横に揺れることが無かったので、アパートがきしむ音も無かった。例えれば、ガードしたの飲み屋で、列車が通ったときの振動のような感じでしょうか!とにかく縦に振動していた感じです。

6時前くらいになって、家族や友人から大丈夫かと携帯に電話が入りました。TVをつけて西部のほうは震度6弱という結構な揺れだったと認識したしだい。当地は震度5となっていました。それにしても自分の身の回りではなにも被害が無かったことに一安心です。

ところが、東名高速が一部区間で通行止めという。これから静岡富士山空港に行かなければならないけれども、一般道はたいそう混雑している様子です。いったいどれくらいの余裕を見ておけばたどり着けるのか、分からないのが困ったところです。

日本は社会主義国家になるのか?

2009-08-05 | 社会
選挙の季節です。自民党がいいのか、民主党がいいのか迷うところです。どちらも同じようなバラマキ政策を掲げています。今のままでいいとは思わないので、ここはチェンジを期待できる方の党に入れようか、と思うのが当たり前の考えです。

それにしても、マニュフェストで示された政策をみるとほんといろんなものがもらえるのだ、と考えてしまいます。
高校までは授業料が要らない、逆に毎月2-3万のお小遣いが支給されるそうです。残念ながら我が家の3人の息子で一番下も高校生になりましたから、この恩恵にはあずかりそうもありません。そういえば、児童手当がこれまで段階的に増額されてきましたが、我が家の子供たちはいつもその対象から外れていました。なんて私は運が悪いんでしょうか?
でもこのようはお金がもらえるなら、子供を作るという親がどれほどいるでしょうか?

少子化対策で子供を育てる親に配慮する政策だからこうなるといいます。しかし、ちょっと違うんではないか。これから生まれてくる子供たちにきちんとした仕事の場を用意できるような政策が必要なはすでは。

ところで、選挙での一票の値段はプリウス一台分に相当するというネット記事を読みました。確かに、年収800万ならば消費税5%で40万を払っています。さらに所得税20万、車の税金にガソリン暫定税、マンションの固定資産などで100万近い金額になります。厚生年金も自分が自由に使えるわけではなく国に使われるのですから、税金のようなもんです。これらを合計すれば優に100万を超えます。これらの4年分ですから、確かに1票でプリウスが買える計算になります。
そうであれば棄権などするのはそれこそもったいないというものです。何が何でも投票しなくっちゃ。

ところでマンションの固定資産税はどうしてあんなに高いのでしょう。木造の一戸建てなら数年もすれば年間で数万円になるはずなのに、マンションは鉄筋構造ということで固定資産税は年月が経過してもなかなか下がりません。どうしてこういう税率になるのでしょうか?
暖房、冷房のエネルギーを比較するとマンションは一戸建ての三分の一くらいのはずですから、それだけCO2低減に寄与しているはずなのに。
どうも釈然としません。

それにしてものりピーはどうしているのでしょうか。
世代のファンとしては心が痛みます。