化学系エンジニアの独り言

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箱根駅伝予選会

2017-10-14 | スポーツ
正月に行われる箱根駅伝は近年マスコミで益々大きく取り上げられています。 ついには本戦だけでなく予選会もTV放送されていました。 多くの注目は本戦に出場できる上位10校になるのですが、それ以外に興味ある点がありました。

本戦と同様にサッポロビールが後援しています。アサヒ、キリン、サントリーにも負けている札幌ビールがこの人気競技のメインスポンサーとなっているのに驚き。

東京大学に妙に速い選手がいる。そもそも5,000mを16分30秒以内あるいは10,000mを34分以内の記録を持ツ10人以上の選手を揃えているのが大したもんだ。チームとしてもそこそこの成績だった。

東大大学院というチームも参加している。大学生の大会に大学院生がでていいの?
思わず関東学生陸上競技連盟の規約を確認しました。

第7条 本連盟に加盟できる大学等の資格は、学校教育法、同法施行細則の設置基準によって設
置された大学院、大学、短期大学及び高等専門学校(第 4・5 学年)とする。
ただし、特別の理由により代表委員総会で認められた大学等は、この限りではない。

2. 本連盟への加盟は、各大学等から男女別1団体に限る。

3. 大学院は同系列の大学から切り離して別個に加盟するものとする。

ということで大学院生は大学(学部)とは別に加盟するので別チームとなり、東大、東大大学院の2チームが出場してもおかしくないわけです。大学院生に登録資格を与えるのは学生スポーツでは珍しいと思います。

ちなみに連盟規約の競技者資格は在籍期間とあるので、留年した学生は5年、6年間でも登録できます。
但し、箱根駅伝の出場は4回までとなっているので、有力選手がわざと留年して5年になって出場しようとした時、5回目の出場であれば出られない事になります。

先日の6大学野球で東大が勝ち点を上げたことといい、文武両道を実践している彼らに拍手です。