化学系エンジニアの独り言

時の話題や記事の備忘録

WBCと五輪野球

2008-08-30 | スポーツ
ここにきて星野さんにWBCの監督をお願いする、というニュースがあります。「他に誰がいるというのか」、「リベンジの機会を与えたらいい」などということのようです。

はっきり言って反対というか、星野ジャパンはもう見たくありません。北京五輪の結果がすべてでしょう。帰国後のいろいろな会見の言葉を聴いても、この人にもう一回やってもらいたい、とは思いません。

それに選手村に入らずどこぞのホテルに泊まっていたという。五輪精神はいったいどうしたんでしょうか?

WBCはバレンタイン監督にお願いしましょう。日本人でないとチームジャパンの監督になってはいけないというほうは無いでしょうから。大リーグで活躍している選手を束ねられるのは彼しかいませんね。

オリンピック種目から野球は外れました。もし今後復活しても五輪野球にはアマチュアの選手で望んでもらいたい。プロの選手も助っ人的に入ってもいいでしょうが、基本はアマ主体でやってほしい。アマの選手から出場機会を奪って全員プロで望んでもこの結果なんですから。アマの選手に再び機会を返したらいいのです。

さいわいWBCが始まりました。こちらはプロ主体でチームを作ればいいんじゃないの!

女子ソフトボール

2008-08-22 | スポーツ
昨日は感動しました。今回のオリンピックの総合成績は前回アテネが金とすれば銅メダルでは、と予想しましたが、間違いでした。銀メダルですね。

いつもと変わらない光景です。勝者は喜び、抱き合う。敗者はうつむいて涙する。そんな光景ですが、今回のオリンピックでただひとつ違うのは、勝者が日本で敗者がアメリカということです。こんな内容の記事がNYタイムズ(HP版)に出ていました。自責点ゼロの投手陣と5割打率の4番バッターがいて勝てなかった。「いったいこれなら何をすればいいのか分からない」とアメリカ選手のコメントも載っていました。

上野という選手がいるかいないかの差でしょう。2日間で三試合を一人で投げぬくなんて、そんな選手はもうこの先でないんじゃないでしょうか。
それにしても感動的な試合でした。
NHK解説の宇津木前監督は、ほとんど解説じゃなくて応援団に成ってました。でもそれがよかったですね。「前畑がんばれ」のアナウンサーを出したNHKですから、大目に見てもらえるはずです。小倉さんとおんなじテンションでしたから。

ところで、陸上、水泳、レスリング、重量挙げ、射撃、柔道、ボート、カヌー、ボクシング、ヨット、自転車、フェンシング。これが何か分かるでしょうか。金メダルが10個以上ある競技です。

陸上、水泳が多いのは分かりますが、レスリング、重量挙げなど、体重別に行われる競技も多いんですね。よく分からないのが、射撃。そんなに種目を多くする必要があるんでしょうか?ボート、カヌー、ヨットといった水周りの競技も多いですね。

より多くの金メダルを狙うんであれば、こういったマイナー(失礼)な競技に力を入れたらいいんじゃないでしょうか。野球、ソフト、サッカー、バレーなんてみんなでよってたかってやっても金1個しか取れませんもんね。
というわけで金メダルの数で争うことが、いかにナンセンスかということですね。

でもスポーツって本当にいいですね。素直に感動できますから。
最も個人的には金メダルを期待された1回戦で負けてしまった選手の気持ちがよく分かります。これで終わったわけではなく、ひとつの通過点に過ぎないのだからまたがんばってください。

オリンピックが終わってしまいますが、これから何のTVを見てすごせばいいんだろうと思っているのは私だけでしょうか!

オリンピックの夏休み

2008-08-15 | スポーツ
世の中完全に夏休みモードです。
オリンピックも前半を終わりましたが、ココまででもいろいろなドラマを見させてもらいました。

一口で言えば、今回のオリンピックの結果は初日のヤワラママの結果がすべてを象徴しているように思います。周囲も本人も期待していた3連続金はならず。でも、銅メダルを獲得しました。前回のアテネは全体としてできすぎですから、北京は全体を通じて銅メダル程度と見るのが妥当でしょう。

それにしても、今回出られなかった柔道の野村選手の金3連覇は偉業だなとつくづく思います。いつもやわらちゃんの陰に隠れて話題になりませんでしたが、ほんと強かったのね。代わりに出た新人さんは活躍できなかったようだし、こんなことなら野村に4連続金を狙わしてもよかったんじゃ、というのはただの結果論ですかね。

それでも柔道は女子が連覇、連覇を見せてくれましたし、北島という選手を中心にしたチームKITAJIMAはすごい物を見せてくれました。ほんと、感動した、ですね。

オリンピックでは必ず国別メダル獲得数というやつをやってますが、メダルの数え方が違うんじゃないでしょうか?
フェルプスみたいに一人で何個も金メダルを取るのはもちろんいいでしょう。
団体競技の金メダルを1個とせずにスタメン人数分の個数で数えたほうがよいのではないでしょうか。野球やソフトなら金9個になります。
それだけ多くの人がかかわっているのですから。それに金メダルはチームに1個じゃなくて、選手一人ひとりがもらってます。だとすれば国別獲得数もこれに合わせて、団体競技は選手数だけメダルをカウントしたらいいです。

今女子ソフトを見ていますが、いきなり4点、ホームラン2本でピッチャー交代になりました。んー、試合は始まったばかりですから、気を落ち着けてがんばってほしいもんです。