世界100カ国以上の国から科学者たちがパリに集まって、気候変動会議を行なっています。金曜日には最終報告書がまとめられ、3部構成のうちの第一部が発表されます。
科学者たちは1950年以降の温暖化の主な原因は、人間の活動であるということを90%の確率で確認したといいます。くどい言い回しで、残りの10%の原因は何ですかと聞きたくなります。要はほとんど人間のせいですよ、ということです。
既にいくつかのドラフト案がマスコミに流れています。
今世紀末には北極の氷は夏の間は全くなくなる。
夏の地中海沿岸にはほとんど住めなくなり、逆にアルプスが冬のスキーの行楽地から夏場の避暑地になる。
温帯地域での夏の期間が長くなり、降雨量の少ないアフリカや南アジアでは干ばつ被害が多く発生する。
しかし、どれくらい海岸線が後退し、どれくらい海面が上昇するのかを推定するのは困難なようです。何しろ海面の上昇は昨日今日始まったわけではなく、1000年以上前からだそうです。産業革命以前から海面上昇は始まっているのですから、それは明らかに人間のせいとはならないでしょう。地球の自然として海面上昇という現象があり、これに産業革命以降の人間の活動が上乗せになっているということです。
産業革命以前の原因による気温の上昇は2から4℃であるという主張もあります。この原因は火山活動が大きなものでしょう。だからといって気温上昇はしょうがないとあきらめるわけにも行かず、さりとて火山活動を人工的に抑制するなんて出来ません。せめて人間が上乗せしている部分だけでも減らそうということです。
温暖な地域では砂漠化が進む、干ばつが起こるなど被害ばかりですが、地球温暖化のプラス効果は無いのでしょうか。
寒冷地に住む人にとっては、
暖かい冬は燃料代が少なくて済む、ということは灯油などの燃料消費が少なくなるのでCO2排出量は減る、
除雪費が少なくて済み赤字の自治体にとっては助かる、
夏季の気温が上がるので農作物の収穫量が増えて、増えた分でアルコールなどバイオ燃料を製造できるので、ますますCO2排出抑制につながる、などです。こう見る限り困ったことにはならないようです。
科学者たちは1950年以降の温暖化の主な原因は、人間の活動であるということを90%の確率で確認したといいます。くどい言い回しで、残りの10%の原因は何ですかと聞きたくなります。要はほとんど人間のせいですよ、ということです。
既にいくつかのドラフト案がマスコミに流れています。
今世紀末には北極の氷は夏の間は全くなくなる。
夏の地中海沿岸にはほとんど住めなくなり、逆にアルプスが冬のスキーの行楽地から夏場の避暑地になる。
温帯地域での夏の期間が長くなり、降雨量の少ないアフリカや南アジアでは干ばつ被害が多く発生する。
しかし、どれくらい海岸線が後退し、どれくらい海面が上昇するのかを推定するのは困難なようです。何しろ海面の上昇は昨日今日始まったわけではなく、1000年以上前からだそうです。産業革命以前から海面上昇は始まっているのですから、それは明らかに人間のせいとはならないでしょう。地球の自然として海面上昇という現象があり、これに産業革命以降の人間の活動が上乗せになっているということです。
産業革命以前の原因による気温の上昇は2から4℃であるという主張もあります。この原因は火山活動が大きなものでしょう。だからといって気温上昇はしょうがないとあきらめるわけにも行かず、さりとて火山活動を人工的に抑制するなんて出来ません。せめて人間が上乗せしている部分だけでも減らそうということです。
温暖な地域では砂漠化が進む、干ばつが起こるなど被害ばかりですが、地球温暖化のプラス効果は無いのでしょうか。
寒冷地に住む人にとっては、
暖かい冬は燃料代が少なくて済む、ということは灯油などの燃料消費が少なくなるのでCO2排出量は減る、
除雪費が少なくて済み赤字の自治体にとっては助かる、
夏季の気温が上がるので農作物の収穫量が増えて、増えた分でアルコールなどバイオ燃料を製造できるので、ますますCO2排出抑制につながる、などです。こう見る限り困ったことにはならないようです。