ほのぼの日記

明るく 元気で よく考える 府中っ子

やはり笑顔は・・・

2012年01月03日 21時56分32秒 | 日記

あけましておめでとうございます

思わぬところで、新年のご挨拶とともにすてきな笑顔に出会いました。

6年生と3年生の姉弟とご両親です。

お姉ちゃんに出会って笑顔で「おめでとうございます。」

用事をしていると、(弟さんに知らせてくれたようで)

またまた笑顔とともに「おめでとうございます。」そして、ご両親と「おめでとうございます。」

ほのぼのとした気持ちで、ふと思い出したことが・・・。

「法っとするおはなし」の「こころの薬」より

「お布施」と聞くと、法事などでお経をあげていただいて、そのお礼にお渡しするお金のことを思いますが、お金を施すだけが布施ではないということです。

仏様の説かれた教えの中に、「無財の七施」といって、お金や財産でなくても施すことができる「現施(げんせ)」「和顔施(わげんせ)」「言辞施(ごんじせ)」「身施(しんせ)」「心施(しんせ)」「牀坐施(しょうざせ)」「房舎施(ぼうしゃせ)」があるそうです。

ある日、電車に妊婦さんが乗って来られました。すると、その近くにすわっていた20才くらいの男性が「どうぞすわってください。」と、その妊婦さんに席を譲りました。

「ありがとうございます。」と笑顔でお礼を言って、席に座られました。

それだけ見れば、「若い男性が妊婦さんに席を譲る」という、何気ない光景に見えますが、ここに「施」が・・・

①若い男性が妊婦さんに席を譲るという姿・・・妊婦さんを気遣う「心施」さらに、

②「すわってください」という「言辞施」

③立ち上がって席を促す「身施」が生じ、

④その結果の「牀坐施」が生じる

という4つの立派な「布施」が成立しているそうです。そして、一方の妊婦さんの姿・・・

①若い男性の行為に対してありがたく思う「心施」が生じ、

②笑顔で「後が等」とお礼を言う「和顔施」と「言辞施」が生じるという3つの立派な「施」が成立しているそうです。

これらは、いかにも相手だけにする施しのように見えますが、実は、施しをした本人にとっても、良い気持ちとなって返ってきているのですね。

このように、お互いがお互いを思いやり、支え合って、清々しい気持ちで日々の生活を送ることができたらしあわせです

笑顔で、明るく 元気に 前向きに

 

いよいよ明日は仕事始めです。