機雷掃海、実績の陰に訓練あり 青森県・陸奥湾で海自公開
平成26年度機雷戦訓練、掃海特別訓練では、多数の掃海艇などが陸奥湾で見られた=24日、青森県・陸奥湾(内藤博撮影)
海上自衛隊が公開した機雷掃海訓練は毎年夏に青森県・陸奥湾で行われているものだが、今回は海自の艦艇22隻、航空機13機が集まり、米海軍から艦艇1隻、航空機2機が加わる大規模な演習となった。海自の掃海能力は世界的にも高い評価を受けているが、どんな訓練を積んでいるのか。
バリバリバリ-。海面から高さ約15メートルの洋上に滞空するヘリコプターからワイヤが海に投げ込まれると、水中処分員2人がそれを伝って海に潜った。処分員は海上を浮遊する訓練機雷に「雷管」と呼ばれる起爆装置を設置。しばらくすると雷管が小さく爆発し、水柱があがった。機雷処分に成功したのだ。
機雷には船に触れると爆発する触発機雷のほか、船の音に反応する音響機雷、船の磁気に反応する磁気機雷など種類がある。これに応じ、処分方法もさまざまだ。機雷の敷設自体は容易なため海上にまかれやすい一方、処分は命がけの作業となる。
海自は平成3年、湾岸戦争終結後に中東のペルシャ湾に掃海艇を派遣。約3カ月間で34個を処分した。海自が戦後に処理した機雷は約7千個に上るとされるが、これは世界有数の実績だという
安全保障法制を見直す今後の法整備に伴い、海自は海外の機雷掃海作業を停戦前でも行えるようになり、任務が拡大する。掃海隊群の幹部は「われわれは与えられた任務を完遂するのみだ」と気を引き締めた。
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日米印海軍が5年ぶり合同訓練、
海自は世界最高水準US2を派遣
海上自衛隊と米国、インド両国の海軍が洋上で行う合同演習「マラバール14」が24日、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)で始まった。演習は平成21年4月以来、約5年ぶり3回目。安倍晋三首相は、海洋安全保障の強化を目指して日本とハワイ、豪州、インドをひし形に結ぶ「ダイヤモンド構想」を提唱しており、合同演習は、海洋活動を活発化させている中国を牽制(けんせい)する効果もありそうだ。
海自は護衛艦2隻とP3C哨戒機を派遣。世界最高水準の性能を誇り、政府がインドに輸出する方針の救難飛行艇US2も初参加する。米印両国の海軍は、航空母艦や駆逐艦、フリゲート艦などを派遣している。
合同演習では、対潜水艦戦、対水上戦、対空戦のほか、立ち入り検査や捜索・救難訓練を行い、戦術技量の向上をはかる。準備作業を経て、26日に佐世保基地を出港。四国南方から沖縄東方の太平洋海域で30日まで訓練を行う計画だ。
インドは中東、アフリカを結ぶ海上交通路(シーレーン)のほぼ中央に位置し、日本にとって地政学上、重要な国だ。両国は平成24年6月、共同訓練を相模湾で初実施。安倍首相は1月、インドでシン首相(当時)と会談し、安全保障面の協力強化で合意した。