日本のステルス戦闘機「X-2」試験飛行終了後
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大日本住友製薬が脳腫瘍の中でも悪性度が高い膠芽腫(こうがしゅ)に対する新しい免疫治療薬の開発を進めていることが13日、分かった。日本と北米で臨床試験を実施しており、早ければ平成34(2022)年度の実用化を目指す。複数のアミノ酸が結合したペプチドという物質を利用したワクチンで、人が本来持つ免疫力を活性化させ、がんの増殖を抑える仕組み。副作用は少ないとみられ、実用化されれば世界でも革新的な免疫治療薬になる可能性があるという
大日本住友では、がん細胞を攻撃する「キラーT細胞」を誘導するペプチドに、免疫調節の指令役を果たす「ヘルパーT細胞」を誘導するペプチドを加えてより高い効果を見込む
膠芽腫は脳幹部にできる腫瘍で、進行が早く、手術が難しい。国内では2千人、米国で1万1千人の患者がいるとされる
同社では現在、このがんペプチドワクチンに関して、急性白血病を引き起こす「骨髄異形成症候群」や、治療の難しい「小児悪性神経膠腫」に対しても国内で臨床治験を進めており、越谷和雄常務執行役員は「幅広い年齢層の患者に貢献したい」と話している 産経新聞
対北朝鮮圧力強化へ連携 ラトビアのクチンスキス首相「同じ考え方だ」
欧州歴訪中の安倍晋三首相は13日午前(日本時間同日午後)、2番目の訪問国であるラトビアのクチンスキス首相と首都リガの首相府で会談した。核、ミサイル開発を進める北朝鮮に対する圧力を最大限に高めるため、緊密な連携を図ることで一致。ラトビアを含むバルト3国との協力促進に向けた「日バルト協力対話」の創設も申し合わせた
両首脳による会談は昨年12月に続いて2回目で、日本の首相がラトビアを訪れるのは初めて。会談後の共同記者発表で、安倍首相は、ラトビアがバルト海の一大物流拠点であることを踏まえ「両国の経済関係をさらに促進したい」と強調。クチンスキス氏は、対北朝鮮圧力の強化に関し「(安倍首相と)同じ考え方だ」と述べた
両首脳は中国の海洋進出を念頭に、法の支配に基づく国際秩序を維持する重要性で一致。ラトビアのベルグマニス国防相が2月に来日し、安全保障分野の議論を活発化させることも確認した
尖閣接続水域を潜没航行した潜水艦は中国海軍所属、
政府が正式に確認…海自護衛艦が追尾、浮上し中国旗掲げる!
護衛艦に追尾される潜水艦って役に立つの
ソニーがイノベーション(技術革新)創出に向け社内ベンチャーを次々に誕生させている。平井一夫社長の直轄組織が進める社内横断プロジェクトで、平成元年生まれの課長らが開発した新型端末などすでに13件が事業化された。業績は回復してきたものの大ヒット商品に欠けるソニー。新陳代謝の加速で第二の「ウォークマン」誕生に期待がかかる。(柳原一哉)
ソニー本社で12月に行われたウエアラブル端末「ウェナリスト」発表会。28歳で事業責任者を任される対馬哲平統括課長が壇上で新製品をアピールした。腕時計のバンド部分にセンサーなどを内蔵し電話の着信通知や電子決済の機能を搭載。ソニーのお家芸といえる小型端末だが、その出自は従来の事業部ではなく横断プロジェクト「シード・アクセラレーション・プログラム(SAP)」
高層マンションに侵入し現金を盗んだとして、埼玉県警捜査3課などは12日、住居侵入と窃盗の疑いで、韓国籍の住所不定、無職、宋美徳容疑者(49)を逮捕したと発表した。同課によると、夜間に盗みに入る手口から捜査員は宋容疑者を「高層階のカラス」と呼んでいた
同課によると、宋容疑者は「東京都と大宮のマンションで40件前後盗みをやっている」と供述しているという