米紙The Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)は先日、米国が中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の製品を使わないよう友好国に要請していると報じた 国内外の知人らと話していると、ファーウェイの商品が「安価でハイスペックな機器である」と評価する人たちも多い。先日仕事で訪れた、中国と複雑な関係にある台湾でも、IT関係者は「賛否あるが、コストパフォーマンスの良さは否定できない」と言っていたのが印象的だった。日本でも、最近ファーウェイのタブレットを購入したという日本人のテレビ関係者から、「品質は申し分ない」と聞いていた。事実、日本の「価格.com(カカクドットコム)」でスマートフォンランキングを見ると、ファーウェイのスマホが1位、タブレットでも3位につけている(11月27日時点)
2015年に北京で中国当局に拘束された札幌市の男性(73)が10日、北京の裁判所で刑法のスパイ罪を適用され、懲役12年の実刑判決を言い渡されていたことが11日、分かった。日中関係筋が明らかにした。20万元(約327万円)の財産没収も命じられた 中国外務省の陸慷(りく・こう)報道官は同日の記者会見で、判決内容については明らかにせず、「中国の関連部門が法に基づき処理している」とコメントするにとどめた 産経新聞
菅義偉官房長官は11日の記者会見で、中国・北京の裁判所が、スパイ活動を行ったとして2015年に北京で拘束された札幌市の70代男性に懲役12年などの判決を言い渡したことについて「事案の詳細は現在確認中だが、司法プロセスが継続しているのでコメントは差し控える」とした上で「政府としては邦人保護の観点から、できる限りしっかり支援をしたい」との意向を示した 産経新聞
12日午後0時40分ごろ、東京都足立区のJR北千住駅西口付近で、「女性が男に刺された」と近くの交番に届け出があった。警視庁千住署などによると、70代くらいの女性が刃物のようなもので背中を刺され、病院に搬送された。意識はあり命に別条はないという 警察官が現場付近で男を取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。女性との面識はないとみられる 日本経済新聞
米国の働きかけを受け、日本政府は情報漏洩など安全保障上の懸念から中国・華為技術(ファーウェイ)などの製品を政府調達から事実上、排除する指針をまとめた。携帯電話各社も次世代通信「5G」の基地局で中国製品を使わない方針だ。中国製通信機器は何が問題で、どんなデータ流出が起きうるのか。サイバーセキュリティーの専門家に聞いた
機器排除では解決せず (S&J社長・三輪信雄氏)
「特定の国やメーカーの製品を排除することはセキュリティー上の懸念を払拭するのに一定の効果はあるだろう。ただ全ての問題が解決するわけではない。安全とされるメーカーや製品でも、悪意のあるプログラムが入り込む余地はいくらでもあるからだ。そのチェックは極めて難しい」 「政府機関や重要インフラで使う機器やシステムに関して、国が責任をもって脆弱性がないかを確認すべきだ。国の研究機関などを受け皿とし、大学の研究室といったそれぞれの専門分野で知見を持つ組織の協力を仰ぐのがよい。データの流れを見ることができる通信事業者との連携も求められるだろう」 「通信機器やスマホだけでなく、自動運転車や(あらゆるモノがネットにつながる)IoT機器などリスクを抱える製品はますます増えていく。ひとつの組織で全てのセキュリティー事案に対応することは不可能になっている」 日本経済新聞
時速360キロメートルの運転を目指す新幹線の試験車両「ALFA―X」(12日、神戸市)
「ALFA―X」の製造進捗率は5割ほどという(12日、神戸市)
JR東日本は12日、最高時速360キロの運転を目指す新幹線の試験車両を報道陣に公開した。2030年度に開通予定の東京―札幌間に投入する車両で、現在よりも40キロメートル速いスピードの実現を目指す。速度アップのためには騒音対策も不可欠で、JR東は形状の異なる2種類の先頭車両を造って性能を検証する 試験車両の製造を委託した川崎重工業の兵庫工場(神戸市)で公開した。試験車両の愛称「ALFA―X」(アルファエックス)は鼻の長さが約16メートル。東北新幹線を走る最新車両「E5系」とぼ同じ長さで、風の流れをイメージした。製造進捗率は5割ほどだ JR東日本研究開発センターの浅野浩二所長は「速く走るだけでなく、騒音を抑えていかに快適に過ごしてもらえるか。これらを両立させていきたい」と話した JR東は別の形状の先頭車両(鼻の長さは約22メートル)についても日立製作所に製造を委託 日本経済新聞
ファーウェイ孟晚舟氏香港旅券3通保有