尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で6日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは35日連続。 産経新聞
神奈川県警は5日、貴金属品買い取り店で金品を脅し取ろうとしたとして強盗致傷容疑で横浜市鶴見区下末吉、職業不詳、古川兼士容疑者(39)を現行犯逮捕した。県警によると、近くで別の店舗を経営する男性(67)が「何をしてるんだ」と古川容疑者を一喝、逃げようとするところをもみ合いの末に取り押さえた。 男性は腰に軽傷。被害店舗従業員の女性(51)の悲鳴を聞いて駆け付けた。 逮捕容疑は5日午後2時ごろ、横浜市緑区鴨居の店舗で女性に刃物を突きつけて「金を出せ」と脅し、金品を取ろうとするなどしたとしている。
産経新聞
香川県内を走る高松琴平電気鉄道の警報機・遮断機付きの踏切で2021年以降、遮断機が下りていないのに電車が進入するトラブルが5件相次いでいたことがわかった。部品の故障などが原因で、今年4月には対策に取り組む中で再び発生。いずれも事故には至っていないが、四国運輸局は事態を重く見て、6月30日付で改善指示を出し、7月末までに再発防止策の報告を求めている。(黒川絵理) 同運輸局やことでんによると、今年4月11日午後3時50分頃、長尾線の花園―林道駅間の上福岡踏切(高松市)で、警報機が鳴らず、遮断機が下りていないのに高松築港発長尾行きの電車(2両編成)が接近した。 運転士が踏切手前で、踏切内に車がいることなど異変に気づき、警笛を鳴らし、非常ブレーキをかけ、踏切内で停車した。車は踏切から出ており接触はなく、乗客もけがはなかった。 21年1月に琴平線三条駅(高松市)の構内踏切で、耐用年数(25年)を11年超えて稼働していた遮断機が、部品の焼損で下りなかった。同12月には同線の栗熊―岡田駅間の長者原踏切(丸亀市)で工事に伴う作業ミスで電車接近が検知されず、遮断機が作動しなかった。 同社や同運輸局によると、今年4月のトラブルは、過電流から踏切設備を守る変圧器内のヒューズの破断が原因だった。メーカーの耐用年数(10~15年)を大幅に超える40年近く使用されていたとみられる。 同社が、踏切などに使う全454個のヒューズを交換。同運輸局が調べたところ、20年以上使用していたものが多く見つかり、4個は損傷があったという。 結果を踏まえ、同運輸局は改善指示でヒューズの検査や管理の方法の見直しや、職員訓練の実施などの対策を求めた。同運輸局は「遮断機が作動していなければ、歩行者らが誤って踏切を渡ろうとして、重大事故につながりかねない。踏切の維持管理をしっかりとしてもらいたい」と指摘する。
読売新聞
ロシアのメドベージェフ前大統領は5日、ウクライナ軍の反転攻勢に直面している同国侵攻作戦に関し「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」と述べた。SNSに動画を投稿した。 ウクライナをロシアの核兵器で威嚇するとともに、ウクライナへの武器支援を続ける西側諸国をけん制する狙いとみられる。 時事通信
【ワシントン時事】米海軍は5日、中東のホルムズ海峡近くのオマーン湾で、イラン海軍艦艇がタンカー2隻を拿捕(だほ)しようとしたため、これを阻止したと明らかにした。イラン海軍艦艇はこの際、発砲したという。 米海軍によると、発砲による死傷者や被害は出なかった。米軍がどのように介入したかは明らかにしなかった。
時事通信