天皇、皇后両陛下は9日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた「第22回国際自動制御連盟世界大会」の開会式に出席された。
天皇陛下は、自動制御が自身のライフワークの水問題でも活用されている点に触れ、「世界の水資源を適切かつ効率的に配分する技術に、引き続き寄与することを期待します」と英語であいさつされた。
大会は14日まで開かれ、各国の研究者が自動運転などに使う自動制御の学術成果を発表する。
読売新聞
天皇、皇后両陛下は9日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた「第22回国際自動制御連盟世界大会」の開会式に出席された。
天皇陛下は、自動制御が自身のライフワークの水問題でも活用されている点に触れ、「世界の水資源を適切かつ効率的に配分する技術に、引き続き寄与することを期待します」と英語であいさつされた。
大会は14日まで開かれ、各国の研究者が自動運転などに使う自動制御の学術成果を発表する。
読売新聞
石川県警羽咋署は9日、家に押し入り「金を出せ」と脅すなどしたとして、強盗未遂と住居侵入の疑いで、同県羽咋市柳橋町のトラック運転手、高山靖生容疑者(49)を逮捕した。「自分がやったことかどうかは後で話す」と認否を留保している。
逮捕容疑は5月24日午後6時半ごろ、羽咋市の80代男性宅に侵入し、70代の妻に刃物のようなものを向けて現金を要求したほか、男性の腕をつかんだとしている。
署によると、2人にけがはなく、高山容疑者は何も取らずに逃げた。
産経新聞
天皇、皇后両陛下は9日、横浜市西区のパシフィコ横浜国立大ホールを訪れ、「第22回国際自動制御連盟世界大会」の開会式に臨まれた。
天皇陛下は式典で、「自動制御の発展は、社会の持続可能性の向上に大きな役割を果たしています」と英語でお述べに。陛下がライフワークとする「水」問題についても、「世界各地の水資源を適切かつ効率的に配分する技術に、自動制御が引き続き寄与することを期待しています」と言及された。
日本学術会議が国内の学術研究団体と共同主催する国際会議の開会式への両陛下のご臨席は、令和元年以来4年ぶり。
産経新聞
長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)を取り上げたNHK番組「緑なき島」の映像を韓国側が事実と異なる形で反日宣伝に使い続けている。韓国メディアは戦時中の「朝鮮人強制連行」の「証拠」として利用してきたが、NHKは先月の自民党会合で映像は戦後の撮影だと明らかにした。そもそも元島民らは軍艦島の映像ではないと証言している。日韓関係が改善基調にある中、韓国側の対応が問われている。
「元島民の尊厳傷つけられた」
「韓国人が軍艦島は地獄島だと信じ切る要因になっている。国益を害し、元島民の尊厳も傷つけられた」
端島の元島民、中村陽一氏(85)は9日、産経新聞の取材にこう語った。
NHKが昭和30年に放送した番組「緑なき島」にはキャップランプを装着した制服姿の作業員らが炭坑に向かうシーンが映っている。一方、坑内とされる映像に登場する作業員はふんどし姿でキャップランプをつけていない。坑道も狭く、はって作業するなど数多くの点で端島炭坑の実態と異なると元島民らが訴えている。
韓国メディアは坑内映像を、軍艦島で朝鮮半島出身者に過酷な戦時労働を強いた証拠として引用してきた。韓国の公共放送KBSの番組「地獄の島 軍艦島」(2010年8月放送)、韓国MBCテレビの番組「軍艦島そして安倍の歴史戦争」(17年7月放送)などで確認されている。釜山の国立日帝強制動員歴史館でも上映された。
韓国KBSに事実確認
この映像について、NHK幹部が6月19日、自民党の外交部会などの合同会議で説明した。「端島炭坑以外のものであるとの結論には至らなかった」とする従来の主張を崩さなかったが、撮影フィルムは戦後10年たった昭和30年製だと明らかにした。
NHKは2010年6月、「緑なき島」の映像をKBSに対しては有償で提供した。MBCなどに映像の使用が広まった経緯は不明だ。NHKは6月28日、産経新聞の取材に「KBSに対し、歴史館やMBCに映像を提供していないかの事実確認と、目的外使用や外部提供しないよう徹底を求める申し入れを行っている」と回答した。事実確認などを巡るKBS側の対応については回答を「控える」としたが、関係者によるとKBSは「歴史館やMBCに映像提供した記録はない」と主張したという。
政府式典でも映像を利用
KBSは昨年3月1日、日本統治時代に起きた「三・一独立運動」を記念するソウルでの政府式典を中継した際も映像を用いている。式典で文在寅(ムン・ジェイン)大統領(当時)は、日本に対し「歴史を直視しなければならない」と呼びかけた。
NHK関係者によれば、KBS側は映像の使用を打診した当時、「日韓関係の改善に資するため」と語っていたという。
自民の保守系議員は「誤った事実を土台に歴史を直視しろといわれても、日韓関係が不健全になるだけだ」と話した。(奥原慎平) 産経新聞
東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、計画の安全性を検証してきた国際原子力機関(IAEA)は4日、放出計画は「国際的な安全基準に合致する」との包括報告書を公表した。ただ、中国や韓国など周辺諸国からは反発も予想される。日本政府は科学的な根拠を基に、粘り強く理解を求めていく構えだ。
福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、諸外国から安全性への理解を得ようと、政府が情報発信を強化している。近隣の中国や韓国が非科学的な批判を繰り返し、政治利用しているためだ。だが、中韓には、放射性物質トリチウムの年間排出量が福島第1の6倍を超える原発もある。政府はこうした客観的な事実も対外的に示しながら、諸外国に冷静な対応を求めている。
福島第1のトリチウムの年間排出量は事故前の管理目標と同じ22兆ベクレル未満を予定する。濃度を国の規制基準の40分の1、世界保健機関(WHO)の飲料水基準の7分の1に希釈した上で流す計画だ。放出後には海水と混じり、さらに薄まっていく。 トリチウムの除去は技術的に難しく、海外でも基準値以下に薄めてから海洋や大気中に放出している。中には、福島第1の排出量を大きく超過する事例も少なくない。 経済産業省によると、中国では秦山第3原発が約143兆ベクレルと福島第1が予定する6・5倍、陽江原発は5倍、紅沿河原発は4倍。韓国でも月城原発が3・2倍、古里原発が2・2倍に上る。 欧米では、数字がさらに跳ね上がる。フランスのラ・アーグ再処理施設は454・5倍。カナダのブルースA、B原発は54倍、英国のヘイシャム2原発は14・7倍とけた違いだ。 これらのデータは経産省が海外向けに開設したサイトにも盛り込まれている。政府は諸外国から求めがあれば説明の機会も設けてきており、今年5月には韓国政府が派遣した専門家が福島第1を視察した
産経新聞
6月17日から23日の日程でインドネシアを訪問された天皇皇后両陛下。今回の訪問では、陛下が急きょスピーチをされるなど“予定外”の場面もあった。フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は、「“両陛下流”ともいえる国際親善の在り方というものが垣間見られた」と指摘する。
――天皇皇后両陛下の外国への公式訪問は即位後初めてのことでした。
即位後初めてでもあり、国際親善を目的としたお二人での訪問は約20年ぶり、オーストラリア、ニュージーランドを訪問されて以来ということになります。
――今回は1週間の日程でしたが、この期間についてはどのように見ていますか?
これまでの国際親善での外国へのご訪問ですと、訪問先で地方に行かれるケースもありましたし、1週間という期間は決して長くないと私たちはとらえています。
こういった外国訪問などをなさっていただくことで、一つ一つのステップを上がられていると思いますし、今回は、両陛下の自信につながる良い訪問になったのではないかと私は感じています。
――現地では両陛下の笑顔も多く拝見できました。どのような場面が印象に残っていますか?
両陛下がゴルフカートに乗られたり、皇后さまが大統領夫人と二人で伝統の染め物をご覧になられたり、陛下がボロブドゥール寺院にサンダルを履いて登られたり、一つ一つの場面が印象的でした。
昼食会では、本当は「おことばの交換」があるはずだったのですが、インドネシア側の配慮もあって、急きょなくなったんです。気兼ねない雰囲気、温かい雰囲気の昼食会をしたいとインドネシア側が思ったようです。昼食会で「おことばの交換」をするのは、少し堅苦しいと思ったのかもしれません。
その一方で、記者会見のような場所で大統領が挨拶をし、それを受ける形で、急きょ陛下がスピーチをされるということもありました。
両陛下が臨機応変にその場に馴染まれていろんな時間を過ごされたというのも、面白い経験をされたのだろうなと思います。
――橋本解説委員が記者としてずっと皇室を取材してきたなかで、こういったことはめずらしいですか?
――陛下がカメラの前で記者団の取材に応じられるのもめずらしいのでは?
皇太子時代には、ああいった形で記者団の質問に現場で率直に答えられることもありました。
天皇陛下に即位されても、あの形というのはやっていこうと。堅苦しいというよりは、フランクなイメージになりますから、とてもいいやり方だと思います。
――現地のダルマ・プルサダ大学を訪問された時は、日本語を学ぶ学生の皆さんと言葉を交わされ、愛子さまと同じ大学4年生の学生と卒論の話題に触れられていました。
国際親善の中でのテーマ設定の中に、「未来志向」というのがすごく強く出てこられたような気がします。
陛下は「若い世代との交流」をとても望まれていました。上皇さまの時代にそういうものがなかったわけではないのですが、どうしても戦争のイメージというのがついてきてしまっていました。もちろん両陛下も今回、元日本兵の子孫の方たちと交流されています。ただ、それ以上に、陛下は「若い世代」というおことばを会見で述べられているように、「若い世代との交流」がこれから先、両陛下のスタイルになっていく一つなのかなと思います。
――排水施設や世界遺産のボロブドゥールの視察など、陛下お一人での日程もあったのは、皇后さまの体調を気遣われてのことでしょうか?
ただ、今回は皇后さまの主治医は同行をキャンセルしました。体調やスケジュールをみて、同行の必要がないと判断をされたのでしょう。
皇后さまはご体調の面も考えた上で、いろいろなことができたと思います。ダルマ・プルサダ大学と職業訓練学校には皇后さまは同行を控えることも検討されていましたが、急きょ参加され、皇后さまの強いお気持ちを感じることができました。
――インドネシアの方も、両陛下が喜ばれるようにと一生懸命考えてくださっているのだなと感じました。
本当にそうだと思いますね。やはり、お迎えする国は本当に温かくもてなしてくださります。
国際親善で最も大切なのは、相互理解です。お互いのことを知るというところにつながっていく部分ですし、それと同時に、もう一つは、未来志向の中であるのは「切磋琢磨」という言葉だと私は思っています。お互い対等の立場、そして、先へ先へとお互い一緒に切磋琢磨して進んでいこうということです。
上皇ご夫妻の時代もそういった国際親善の考え方を持たれていて、そういう言葉を私も聞いていました。そういった考え方は、受け継ぐというよりは、同じ考えを理解されて、今後も続けられていくのだと思います。
――新型コロナの規制が緩和されて以降、両陛下はとても忙しく活動されていますね。
お帰りになってからが私は心配で、少し休んでいただきたいと思っています。これは私の推測ですが、皇后さまを一番気遣われたのは陛下だったと思うんですね。
陛下の“NARUTOジョーク”(人気アニメ『NARUTO class="" data-t="{"n":"blueLinks"}">また、秋は忙しくなりますから、両陛下には、夏にはご静養もしていただいて、しっかり休んでいただきたいと思います。
(FNNプライムオンラインYouTube「皇室親話」より)
女児への強制わいせつ容疑で成田市議の星野慎太郎容疑者(55)=同市中台1=が逮捕された事件で、千葉県警は7日、女児の母親に慰謝料を請求したなどとして、強要未遂の疑いで容疑者を追送検した。容疑者は黙秘している。 容疑者は自身が運営する私設図書館で昨年11月中旬~12月ごろ、利用者だった小学校高学年の女児にキスをするなどしたとして、6月に強制わいせつ容疑で逮捕、起訴された。1月に女児がわいせつ被害を小学校の教諭に相談して発覚した。
成田市議の星野容疑者が女児にわいせつな行為をしたとみられる「まんが図書館」=6月、成田市中台
追送検容疑は3月31日、女児の30代母親に「(女児の)話で誤解を受け、精神的苦痛を被っている。慰謝料として100万円を請求する」などとする郵便物を送付した疑い。 県警捜査1課によると、容疑者は「学校へ(わいせつ行為が)事実ではないことを報告し、私への対応を取り下げるのであれば請求訴訟は行わない」とも求めていた。7日以内に銀行口座に振り込みを要求する記入もあった。 4月3日、母親宅に郵便物が届き、母親が同日「わいせつ行為について学校に事実無根と申告しないと訴訟を起こすという脅迫文が届いた」と成田署に通報した。
千葉日報