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台湾軍は26日、北部・桃園市の桃園国際空港で空挺（くうてい）部隊による占拠を狙う中国軍を撃退するという想定で実動演習を行った。同空港は台湾最大の民間空港で、中心都市・台北から約30キロの位置にある戦略上の要衝でもある。台湾国防部（国防省に相当）によると、同空港でこうした演習が行われるのは初めて。台湾軍は台湾各地で24日から5日間の日程で大規模演習を行っており、軍事的圧力を高める中国への備えを強調した。 演習では中国軍に見立てて赤く彩られた2機の攻撃ヘリコプターが地上に攻撃を加えた後、後続の4機のヘリから兵士らが滑走路近くに降り立ち、台湾軍の守備隊との銃撃戦の末に空港施設を占拠した。その後、台湾軍が撃退に成功し、施設を奪回したという形で終了した。 演習の影響で、桃園空港では約30分間、民間機の離着陸が中止された。 ロシアによるウクライナ侵攻では、開戦初日にロシア軍がウクライナの首都キーウ（キエフ）近郊のホストメリ国際空港に対してヘリ部隊による空挺作戦を行い、一時的に占拠した経緯がある。台湾の軍事専門家によると、桃園空港は台湾海峡に近く、中国軍の侵攻があれば総統府などがある台北攻略に向けた兵站（へいたん）拠点などとして、重要な攻撃目標となるとみられる。今年の大規模演習では台北港や台北周辺の海岸への上陸阻止訓練なども行う。【桃園（台湾北部）で林哲平】
毎日新聞
「悪意がある」客がタクシー運転手の財布盗む 乗車後すぐに手を伸ばし…中に15万円と運転免許証 JR大宮駅で降車
窃盗の瞬間をとらえたタクシーのドライブレコーダー映像。タクシーに乗り込んだ男が席に座るなり拾い上げたのは、ドライバーの財布だった。
乗車直後、財布に手を伸ばし…
乗客による窃盗事件は、2023年5月中旬、さいたま市内で起きた。
午前0時過ぎ、飲食店の前でTシャツ姿の2人組がタクシーに乗り込んだ。被害にあった男性ドライバーは、2人組の様子についてこう話す。
男性2名様で乗車いただきました。お酒が入っていまして、結構酔っている感じでした。
ピンク色のTシャツを着た男は、席に座るとすぐに前屈みになり、何かを拾い上げるようなしぐさを見せた。
このとき手にしていたのは、男性ドライバーの財布だった。
運転席と助手席の間なんですけど、普段は置かないんですけど、ちょっと急いでた部分があるので自分もいけないなと思うんですけど、まさかあそこで取られるとは思わなかったので……。
ピンクTシャツの男は、財布を手にすると、隣に座る白いTシャツ姿の男に手渡した。
財布を手渡された白いTシャツの男は「誰の？」と問いかけた。
それに対しピンクTシャツの男は、一瞬ドライバーを見て笑顔をみせた。
そして、財布をかばんの影に隠したのだ。この行動に対し、白Tシャツの男もとがめる様子を見せなかった。
タクシーが動き出してから約8分後、ピンクTシャツの男の腹部あたりには財布らしきものが確認できた。
2人組はその後、目的地のJR大宮駅に到着すると、男性ドライバーの財布を持ったままタクシーを降りて姿を消した。
盗まれた財布の中には、その日の売り上げなど約15万円と運転免許証が入っていたため、2日間仕事ができなかったという。 がっかりですね。笑っていたのでちょっと悪意があるかなと思いました。警察は、窃盗事件として2人組の行方を追っている。 （「イット！」7月26日放送より） FNNプライムオンライン
