尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で15日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは21日連続。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻とも機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
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米軍準機関紙スターズ・アンド・ストライプスは14日までに、自衛隊と在日米軍の指揮・統制枠組みの見直しに伴い、米軍が横田基地(東京都福生市など)に置く在日米軍司令部を東京都心に移転させることを検討していると伝えた。在日米軍は同紙に対し、移転先を具体的に決める「初期段階」だと述べた。
12日の同紙報道によると、東京都港区六本木にある米軍の「赤坂プレスセンター」が候補として浮上している。実現すれば、日本が2024年度末に防衛省のある東京・市谷で新設する陸海空3自衛隊の「統合作戦司令部」とは約4キロの距離となる。
米側は統合作戦司令部のカウンターパートとして在日米軍に「統合軍司令部」を設置する方針。移転の検討には、より円滑な連携を図る狙いがあるとみられる。(共同) 産経新聞
JR四国が14日発表した2024年9月中間連結決算は、売上高に当たる営業収益が前年同期比5・1%増の267億円、純利益は11・2%増の23億円だった。移動需要の回復や運賃値上げによって単体の鉄道運輸収入が5・1%増の114億円となり業績を押し上げた。ただ運輸収入はコロナ前19年中間期の119億円に及ばなかった。
町田倫代(みちよ)常務は記者会見で「運輸収入が前年度比で上回ったことは非常に良かった。このトレンドを続けていければ」と述べた。下半期の業績に関しては、上半期より支出が増える可能性があるといい「そこが読めない」と話した。
連結の営業収益は、移動需要の回復を背景に飲食・物販業やホテル業が伸びたことに加え、グループ外からの工事受注が好調で増収となった。
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