赤沢経済再生相「過剰気遣いマニュアル」流出の赤っ恥…

2024年12月19日 08時37分33秒 | Weblog

赤沢経済再生相「過剰気遣いマニュアル」流出の赤っ恥…超ド級の“パワハラ気質”に官僚らが嫌気か?

石破首相の最側近である赤沢経済再生相の「トリセツ」が永田町・霞が関に出回り、「いったい誰が流したんだ」「目的は何か」と話題になっている。

出回っているのは、〈赤澤大臣室からのリクエスト〉(ママ)と題された紙ペラ1枚の職員向けマニュアルだ。国会審議中の赤沢氏をどのようにサポートするべきか、細かな指示が並んでいる。〈大臣の冒頭着席時のサポート〉なる項目には、こう書いてある。

〈委員会室への大臣到着時には「内閣控室の●●です」と大臣に名乗っていただきたい(大臣や秘書官が、誰が控室の担当者が明示的に認識できるように)〉(ママ)

〈できるだけ、大臣の座席付近まで案内いただきたい〉

席案内だけならまだしも、〈大臣へのお水入れ〉の指示も。〈特に参・予算委では交換が頻繁になるが、お水入れをお願いしたい〉。

■トイレ近くで待機し、再着席をサポート

極めつきは、〈トイレ等での委員会の途中退席後の、大臣の再着席のサポート〉。用を足して席に戻ってくるだけなのに、〈審議中にトイレに行かれている間に、トイレ近くで待機し、大臣の再着席をサポートいただきたい〉と手厚い。〈できれば座席近くまでがありがたいが、全大臣出席等で座席近くまでの案内が困難でも、少なくとも委員会室の入口まではお願いしたい〉とも書かれており、過剰な気遣いが伝わってくる。

茂木前幹事長や西村元経産相の「トリセツ」も流出

過去には、茂木前幹事長や西村元経産相など、パワハラ体質が指摘され、扱いが難しいとされた大臣の「トリセツ」が出回ったことがある。

やはり、今回、出回っている「トリセツ」も役人が書いたものだろうか。内閣府に「赤沢トリセツ」の真偽について聞くと、「そういうものが出回っていることは間接的に聞いています」(大臣室)とのことだった。

気になるのは、なぜ流出したのかだ。

「赤沢大臣は職員への態度が相当厳しいともっぱら。言葉遣いがきつく、職員を『おまえ』呼ばわりすることもあるといいます。元国交官僚だったからか、官僚を知り尽くしているという自負が、職員への強い態度に表れているのかもしれません。官僚からすれば、首相最側近たる大臣の機嫌は損ねたくない。パワハラ気質に嫌気した官僚サイドから、マニュアルが流れたのではないか。こんな『トリセツ』が出回ること自体、官僚から良く思われていない証拠でしょう」(霞が関関係者)

赤沢氏は内閣府副大臣だった2020年10月、自身のXに、ヒショカンズと呼ぶ秘書官3人からの推薦図書が〈「職場で一番重要なのは心理的安全性」と謳う本〉だったとのエピソードを紹介し、こう投稿していた。

〈さてはヒショカンズ、赤沢のパワハラを警戒してるな!苦笑〉

いや、笑えないっす。

  ◇ ◇ ◇

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会が、12月25日に斎藤知事への証人尋問を実施する方針を固めた。百条委ではパワハラ疑惑を含む7つの問題が総括的に検証される予定。真相は明らかになるのか。●関連記事【もっと読む】『兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に』で詳報している。

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