キミの 居ない 景色を
二人で 眺めてる
あの頃は 奪い合いに
必死だったと 省みながら
キミの 消えた 安らぎを
煙突 奥に 探してたー
『 三 つ 巴 』
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儚く 散る 花びらも 寄せ付けず
散らかる 部屋を 嘆くよに
全てを 白く 塗り込めた
キミが 消え行く 春 欄慢に
『 欄 満 』
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耳から 離れ 無いんだよ
ずっと 此処で リフレイン してる
恋人だった 二人には
聞かせたかった 甘い 唄だね
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どんなに 好きな 唄も
男性アーチストの 楽曲ならば
幾等 歌えど 叶わないよね
けれど 歌うの 構わないよね
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何時か キミと 歌った 楽曲
幾年 過ぎたと 言うだろう
苦し 紛れに 音量 上げたよ
鼻唄 混じりに 耐え切れなくて
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目下の 話題は 週末の 飲み会
感想 楽しく 聞きながら
含み 笑いを 浮かべつつ
未参加の ボク ケータイ ピコピコ
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ぽかぽかの 春の陽気に 誘われて
いざ咲き誇れ ミュウの花弁
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一瞬
携帯を 持ち忘れて
出陣して来て しまったものかと
軽く 焦りを 抱えた 車内
バッグの中に 見慣れた物体
買って 貰った キーホルダー先
キラキラ 笑って ボクを 見て居る
釣られた ボクも 浅く 微笑った
軽く 纏った マントは 痛い
突き刺す 刃 ホントは 居たい
眠れぬ 夜の 波打ち際で
唯だ 何時迄も 立ち尽くしてた
見上げた 幌の 白さに 瞳
伏せ逝く コトも 忘れたままで
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もしかしたら あれは
キミだったのかも 知れない
此の 忌まわしき 日に
捨てたいモノは 何だろう
例えば キミと
揺れた 点火
『 燭 』 (ともしび)
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揺れながら どんどん ボクに 近付いて来る
其の 焔の 大きさは
一向に 変わりは しないのに
『 ロ ウ ソ ク 』
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例えば 一光に 照らされてるのだ と
考える コトと しよう
其の 瞬間だけは
僕等
輝けて 生られる 筈なんだ
『 ら ん た ん 』
〓
暗澹(あんたん)とした 午後の ニュース
そのうち 画面を 占めるのは
『 今日 「も」 殺人事件が 有りました 』
『 珍しい コトに
今日 「は」 誰も 殺されませんでした 』 の
アナウンスなのかも
知れないのだと
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