アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

バドニック(BUDNIK)鍛造2Pのリフレッシュ

2017-07-19 17:21:45 | ホイール研磨
 ついに梅雨が明けたようですが、相変わらず蒸し暑く毎日が体力勝負です。熱中症には気を付けながら皆様も頑張ってこの夏乗り切りませう。。

 今回のネタはバドニックのリフレッシュです。鍛造削り出し(ビレットなどともいわれます)ディスクとリムの2P構造でデザインは削りなのでいろいろな顔したのがいます。今回はこのホイールがかなり汚れや擦り傷が多くなったので、リフレッシュしたいとの要望で作業を行いました。

工程は

1、ホイールの洗浄(同時にウエイトやエアバルブを除去)
2、傷部分の修正
3、乾式バレル
4、バフ研磨(ホイール裏の要望もありそちらもバフ研磨)
5、光沢バレル研磨
6、ウエットバフ
7、クリヤ塗装


バフ研磨後(デザイン面)






バフ研磨後(リム裏側)



奥まったところはハンドでバフ研磨



一旦洗浄しバフの汚れを落とす



洗浄後の状態、次は光沢バレル研磨
センターキャップも同時にバレル研磨します。



いきなりですが仕上がりました(笑)
最近はいちいち写真撮らないのでいきなりワープします。



センターキャップも同時に研磨するので光沢に一体感有






リム裏の状態



リム裏



最後に自撮り

ほぼ新品に近いほどに仕上がりました(自負)

この後塗装屋さんに流動しクリヤ塗装します。

ユーザー様はパウダーの希望でしたが2Pの場合接合部から吹いてブリスターが発生する可能性が高いので今回はやむ終えず溶剤クリヤ―としました。


以上