アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

ポルシェアロイホイールのバレル研磨

2018-01-27 09:11:45 | ホイール研磨
 今週もバタバタとしておりましたが、ようやく土曜日を迎えられホッとしてます(笑)
土曜日は電話やお客さんが来ないのでマイペースで仕事ができる。

 ただ、残念なのはこの澄み渡った青空は山歩きを趣味としている身には応えまして・・・円形脱毛症が広がりそうですw。

今週はバレル研磨機の納入先仮検収立会いがあったり、週末には実習生の技能検定試験がありそのための一夜漬け詰込み教育をやったりで少々ハードでした。なので今日はのんびりでき、デスクワークしながら現場を見てやったり(一部出勤)しながらブログしてます。


表題のポルシェアロイ

ポルシェアロイは材料がAL-Mg系の鋳造材料です。
このAL-Mg系は比較的耐食性がよく磨くと光沢が他の合金より出ます。機械的性質は強度は低いが伸びがあります。つまり強度は構造的にカバーし伸び特性で衝撃吸収を達成したのでしょう。ただ、鋳造性が悪く引け巣(巣穴)が多い

つまり研磨屋から見たこのホイールは磨けばよく光る!! ・・・です。



サンディングのあと乾式バレルを行い(写真無し)自動バフ研磨へ



自動バフ研磨中
リムフランジとスポーク部をバフ研磨



スポーク天面が気に入らないので再研磨、この後再度バフ研磨



バフ研磨後の状態



バフ汚れを洗浄後バレル研磨に



ウエットバフ研磨



仕上げ洗浄



完成しました


以上