不来庵書房 裏庭倉庫

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基本的に、小生の琴線に触れたニュースを集めただけです……
雑記・雑感も少々。

ヨハン・シュトラウス1世万歳(笑)

2018-12-22 | Weblog

本日の某市民吹奏楽団では「ラデッキー行進曲」原調版と「紅の豚メドレー」の練習でした。といっても、初見(汗)

 

特に焦ったのがラデッキー行進曲。これ、ニ長調→イ長調に転調するんですが、♯が2つとか3つなんです。

僕はユーフォニアムを吹いていますが、ユーフォはもちろん、その他の金管楽器ほとんどがB♭管の楽器(何も操作せずに音を出すとB♭の音が出る)なんですよね。

(ホルンはF管が基本(B♭管との切り替え機構がついているフルダブルホルンがよく使われています)、チューバはB♭管以外にC管やE♭管・F管が並行して使われたりします)

ですから、技術的にはあまり良くないらしいのですが、何も考えずにドレミファソラシドと歌うと、普通の人より音程を低く取る(長2度低い)クセがついています。

ちなみラデッキー行進曲の場合、トランペットの譜面だとシャープが4つ(見かけ上ホ長調)→5つ(見かけ上ロ長調)。指が滅茶苦茶ややこしくなります。

こういう場合に良い響きで音を出すため、オーケストラで吹く人ですと、クラリネットではA管(ドレミファソラシド、と普通の指使いで吹くとイ長調の音階が出る)、トランペットではC管(ドレミファソラシドが普通のハ長調)の楽器を持ち替え用に持っていたりします。

 

……さて、ここまで盛大に前振りしてうんちくたれて何ですが、いざ吹いてみたら拍子抜けするような指使いに。2番ピストンの活用だけで何とかなってしまいました(苦笑)

ヨハン・シュトラウス万歳(笑) 後はきちんときれいなハーモニー作るだけ(こちらの方が課題だなぁ)

ラデッキー行進曲
海上自衛隊東京音楽隊/横須賀音楽隊
ポニーキャニオン

吹奏楽は↑で。オーケストラは↓で。

ラデツキー行進曲 作品228
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 & 小澤征爾
Universal Music LLC
コメント
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