エンジンが焦げ付く寸前で、やっと到着した宿
私が大変なので母の事を考え
且つ! 他のこと(秋深し)は考えもせず
露天ぶろ付きの部屋と普通の2部屋を予約したのに
夏ならいいけど、今は寒くて…
ちょっとね~
高い料金払ったのに、使いもせず、失敗した
部屋も、隣ならまだしも、
我々の部屋が3階、母と弟の部屋が1階
おまけに、弟が
あとから、ねえちゃんが来るからね~と
(↑ そんなこと、いつ約束した?)
母を部屋に一人置いて、ちょっとお風呂に行った隙に
どうやったものか、
母が部屋の前の廊下に置いてあった車椅子に一人で乗り
廊下をうろうろしていたところを、様子を見に行ったクマさんが発見
ますます油断ならなくなってしまった
(そういえば、墓参の時、駐車場から車椅子を使ったら
前日の大雨のため、車椅子のタイヤが汚れてしまったので
そこの水場で、弟が水洗いしてくれたのだけど
宿の側で、そのまま車椅子をあげてくれたことを考えると、
あの時、きれいにしておいて、助かった)
ところで、
部屋のお風呂が使えない以上、
かあちゃんが母を大浴場に連れて行くしかない
幸い、母の部屋から大浴場へは、同じ階
腕に掴まらせてえっちらおっちら数メートルで到着
平日ということもあって、大浴場は独占状態
下洗いをさせて大きな湯船に浸からせて、
あ~ いいお湯だねえ と1分後
母が言った
ウン○が出そうな気がする
なにぃ
こんなところでされたら!
かあちゃん、母の腕を掴んで、
脱衣場の向こうにあるトイレに走った(もちろん、スッポンポン)
誰もいなくて良かったよぉ
結局、トイレではスカ…
再度、お風呂に戻り、体を洗って、シャワーで石鹸を洗い流した直後
母が再び言った
ウン○が出そうな気がする
またかよぉ
かあちゃん、再び母の腕を掴んで、トイレに走る
ほんとに、誰もいなくて良かったよぉ
けど、結果はまたしてもスカ…
トイレから出た母が
また湯船に浸かりたい
という
けど、二度あることは三度あるというし
ことがトイレだからかなわん
たくさん入ったからもういい…
と、たっぷりお湯を浴びさせておしまいにした
こうして、
弟に母の世話をさせて楽をしようと思ったかあちゃんの企みは
見事に外れた
毎度、うまくいかないもんだ