何かが違う
この微妙なズレ
今は大相撲名古屋場所
アナウンサーが
元、横綱大鵬関を紹介する時に
「名横綱大鵬」と呼んでいました
本質的には
全く間違い有りませんが、
いつも少し気になります
名横綱も大横綱も良く似たもので
尊敬し称えての言葉なのですが
大鵬さんは
現役の頃
「自分で言っては何ですが
”大横綱”と呼ばれたい」と言っていたのを
テレビで観て覚えています
アナウンサーも
同じ言うなら
「大横綱」と称えてあげたほうが
大鵬さんの霊に響くのでは、と思います
もうひとつの件は
クラシックギターでは
50年程の長きに渡って
世界一のギタリストと賞賛されているのに
気さくで偉ぶらない
ジョン.ウィリアムズさん
彼は
17歳の時
当時のギターの巨匠
アンドレス.セゴビアから
「ギターのプリンス」と呼ばれ
セゴビアの後継者として
現在に至っています
この件は当時から有名です
NHKにおいても
最近の放送では
「セゴビアからギターの天才と呼ばれ」
とかに
微妙にニュアンスが変わって
紹介されています
相撲を中継するアナウンサーも
ギターの原稿を書く人も
皆、わたしなんかより
当然かなり若いのでしょう
当時のイメージを
同時体験していないので
時代が過ぎ、移っていく間に
微妙なズレが
生じて来ているのでしょうか
それを言っていくと
「大化の改新」や「聖徳太子」や
何やかやと
歴史のその時その時、
その真実とは・・・
まさに
魑魅魍魎(ちみもうりょう)でございます
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり ベンベン
わたしも
「大化の改新」と「源氏と平家」と
時代が錯綜し出していますので、
言いたい事も言ったし エヘヘ
本日は
この辺りでオシマイということで
ベンベン