昔々は
連絡船や田舎のバスの運行も
何やかやと
のんびりと穏やかな時代でした
連絡船「伊方」は
佐田岬のいくつかの港を
中継して運航していました
伯父さんは
田舎から帰るのを
とても惜しんで
「少し遅くなるから待っていてくれ」
と港に連絡して
連絡船をしばし
沖で待たせていたとか
そんな話を
今回の土産話で聞きました
松山に
伯父さんは
家を構えましたが
生まれ故郷の
岬の村への愛情は
人一倍強いものがあったと
聞きました
ふるさと
現在でも
夏の暑いなか
日本中で
故郷へ帰る「帰省ラッシュ」が
起こる訳ですから
その郷愁の威力たるや・・・