住宅の移り変わりなどをまとめて・・・

2009年07月14日 | Weblog

  3日の放送では ふくろうはうすが今までにお届けした

 放送内容を ぷくがざっと紹介しましたが、翌週10日は

 住宅の移り変わりや ローンの移り変わり、法律などについて

 DJ小保方さんとふくお・ふくこが語り合いました。

 

  実は小保方さん、以前ライター経験があり 住宅関係の取材もしたのだそうですが

 住宅を建てた側の業者さんの取材をしていた時に

 『日本の住宅はダメだ』といった人がいたのだそうです。

 そもそも、“日本の住宅”と言っても ひとくくりには出来ません。 

 どの時代に建てられた どんな建物がダメなのかはハッキリ分かりませんが

 日本古来からの住宅は、今でも建っています。

 しかし、時代の流れによって 住宅の造り方がどんどん変わって来ている事は事実です。

 建築関係のチラシなどでも『高気密・高断熱』という文字を見ることが多くなっていますが

 この高気密・高断熱とは 簡単に言えば“ポット”のようなもの。

 気密性・断熱性に優れているがゆえに、数年前までは無かった

 『24時間換気』という法律が 新たに出来てしまったのです。

 優れている というのは時には罪なのですね

 また日本古来の良さを生かし、自然の風を取り入れる・自然の素材を取り入れる

 という建築法も 今どんどん増えてきています

 いずれにしても、住む人それぞれの想いが叶う住宅になってきていることは

 間違いないことなのだと、最近家を建てた経験から

 しみじみ感じるぷくであります・・・

 

  ただ・・・建築業界において、残念なニュースなども 最近では後を絶ちません。

 『ここで建てたい』 とお客様が決めたからこそ、信頼をして任せたはずなのに

 その業者が倒産してしまったり と思わぬ結果になってしまうことがあるのです

 本当ならば あってはならない事なのですが。

 そこで、今年の10月から10年間の住宅貸担保保険制度というもの始まることになりました。

 10月から と言っても、10月に着工する建物についてではなく

 10月には引き渡しになる建物なので、すでにもう制度は始まっています。

 これは勿論、お客様が支払うものではなく、お客様に安心して家を建てていただくために

 建てる側が入る保険です

 この保険に入ることによって、10年間の間に

 構造体に不具合があったり、雨漏りが生じてしまった場合

 お客様から連絡を受けた工務店などの業者が保険会社に適用を依頼することになります。

 故意でやったものでなければ、資金が出て保険で直してもらえるのです。

 ただ、何にでもではなく『構造体』に関してが適用されるので お間違えなく・・・

 この保険は 建物を建てている途中で保険の対応になるかの検査を受けて

 それに合格できれば適用されることになります。

 また、万が一保障期間の10年以内に倒産してしまったりした場合は

 お客様からの依頼も可能です。

 保険があるから安心。というのも・・・ですが 

 

  それから、『長期優良住宅』に対して、国が『フラット50』という融資を始めました。

 この長期優良住宅の 国の認定基準ですが

     劣化対策・耐震性・維持管理の容易性

     リフォームで対応できるかどうか

     バリアフリー・省エネルギー、面積的なこと

     維持保全計画があるかどうか

 などをクリアすることによって、なんと50年の融資を受けることができるのです・・・

 一年でも早く返済を終らせたいと考える人にとっては

 全く興味のない話になってしまいますが、返済が長い分、月々の支払い金額がお安くなります。

 優良住宅だからこそ、のシステムではありますが

 やはり気の遠い話のような・・・

 また、国の進めているもののひとつに『リバースモゲージ』と言って 

 高齢者の住宅を改修するときに融資を受けたものに対して

 利息だけを支払って行き、亡くなってからはその家族が元金だけを支払うシステムもあります。

 

  このように、新しいこと、取り組みがどんどん出てくるようになりました。

 住まい方が改めて考えられる時代なのかもしれませんね・・・

 さぁ、新築やリフォームを考えているあなた。

 よく考え・よく学び・そして 本当に信頼出来る業者選びをしてください

 幸せをつかむために、妥協はしてはいけません