木曽Now

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私たちにも大切な食糧です

2016年05月12日 08時01分00秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  最低気温 6.2℃
木曽町新開  午前8時の気温 10.5℃  天気 快晴






オニグルミが
芽吹いてきました。

雄花が長く
垂れ下がっていますが
雌花はまだ見当たりません。

川沿いを歩くと
点々とオニグルミの木に
出合います。




実は堅くて重そうですが
水に浮きます。
川の水に流されて
分布を広げているのだと
思います。

リスやネズミは
オニグルミの実が
大好きです。

家のすぐそばまで
リスがやってきます。

大きな木の下は
オニグルミの殻が
たくさん散らばっています。

特にリスは
堅い殻を上手に
割ってきれいに
中身を食べています。








クルミの上の部分を
かじって隙間を開け
そこからうまく
二つに割るようです。

殻を合わせてみると
下はぴったり合いますが
上の部分は隙間が
開いています。
この隙間は
リスがかじった跡です。



リスは
貯食と言う
余分な木の実を
土に埋め
後で食べると言う
習性があります。

ときどき食べ忘れた
実が発芽して大きくります。

川から遠く離れた場所で
オニグルミの大木が
見られるのはそのためです。




またリスは
松ぼっくりも
大好物です。

まだ開いていない
松ぼっくりを
ガリガリかじって
種子だけ食べます。

マツの木の下には
海老フライのような
松ぼっくりの残骸が
たくさん落ちています。




このかじり痕は
ネズミです。
ネズミの種類まで
分かりませんが
多分アカネズミだと
思います。

リスの方が
効率よくきれいに
食べていますね。


リスの姿は
よく見かけるのですが
なかなか写真のモデルには
なってもらえません。


オニグルミの冬芽と葉痕 ←クリック