木曽Now

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美しいのに なぜ仲間外れ?!

2017年10月18日 08時11分50秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -0.8℃  昨日の最高気温   14.1℃
木曽町新開     午前8時の気温    1.5℃    今朝の天気    晴れ

ウォーキングしていると
リンドウの花が
よく目につく。


時々歩みを止め
花をのぞき込む。


リンドウは
どんな受粉の
仕組みを持つのか
いくつかの花を
比べてみる。

咲き始めの花は
雄しべが柱頭に
寄り添っている。


柱頭から
離れる頃には
盛んに花粉を
出している。

花粉を出し
終わった
雄しべは
外側に倒れる。


その頃雌しべの
柱頭の先が開いて
他の花の花粉を
待ち受ける。


リンドウも
雄しべの成熟時期と
雌の時期を
ずらして
受粉しているようだ。


さらに
雨が降る前は
花粉を守るため
花をぴったり
閉じている。


もうひとつ
リンドウで
不思議に思うことがある。

山上憶良さんは
どうしてリンドウを
秋の七草に
入れなかったんだろう?

萩の花  尾花  葛花  撫子の花
女郎花また  藤袴朝貌(あさがお)の花

いつも尾花
ススキに代わって
リンドウが入っていても
おかしくないと
思っている。

確かに
キキョウや
オミナエシ
クズの花が
咲いている頃に
リンドウの花は
どこを探しても
見つからない。

リンドウは
秋遅くになって
咲き始め
霜が降りる頃まで
咲き続ける。
紅葉の季節に
似合う花だ。


咲き始める
季節が合わなかっただけが
理由なのかなあ?



今日昼から
大阪に帰ります。