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アベリアの花で吸蜜活動

2018年10月13日 06時36分59秒 | 昆虫

真夏の頃に

公園の生垣が

綺麗に散髪されていた。

 

涼しくなってきたせいか

たくさんの花を

またつけだした。

 

アベリア

ハナツクバネウツギと呼ばれる

白い花だ。

 

この時期

たくさんの虫たちが

蜜や花粉を求めて

やってくる。

 

ミツバチなどの小さい虫は

釣鐘型の花筒の入り口から

かき分けかき分け

潜り込んでいく。

 

口吻を精一杯伸ばしても

花の奥の蜜に

届くか届かないかの

ぎりぎりなのだろう。


その証拠にお尻を盛んに

振りながらもがいている。


その横でクマバチは

毛むくじゃらの脚で

花を抱きかかえ

口吻を花の根元に突き刺し

たやすく蜜を吸っている。

 

もちろんクマバチは

図体が大きく

頭さえ花には入らない。

 

花に潜らなくても

蜜が吸える方法を

考え出したのだ。

 

受粉の役に立ちそうにない

盗蜜するクマバチだが

子育ての時期には

花粉も集めるので

悪者だとは

言いきれない。