しばらくの間プロ野球の話題で事欠かず、9月の半ばには
早々とセリーグを制覇した阪神タイガースはその後の
クライマックスシリーズでも予想通りの勝ち方で日本シリーズへ進出・・・
そしてオリックスとはほぼ互角に戦いながら、やはり最後は一年間
積み上げてきた阪神らしい野球で38年ぶりの日本一となった。
私達阪神ファンの興奮や熱はようやく少しずつ元に戻りつつあるが
この間、私は嬉しさのあまり(・・と言うと大袈裟だが)野球最優先(?)で
他のことが少し疎かになりそうな日もあった。
今日は10月26日に借りた本の返却日だったので千恵子選手が
デイサービスの送迎者に乗り込んだ後、私は図書館へ向かった。
館内には読書の秋を意識したように見える人もいれば、本を抱えて
椅子の上でうたた寝をしている人もあり、また新聞コーナーでは
眉間に皺をよせて気難しそうな表情の人も・・・
こうして私がみるとはなしに見ていた様子を他の人がやはり
見ていたかもしれない。
先日テレビで太宰治のことが取り上げられていたので私も
懐かしくなり「お伽草紙」をもう一度読んでみようと思い、
「お伽草紙」の文庫本と一緒に「斜陽」のDVDを借り、さらに
本3冊(短編集)と最近はまっている「山田洋次監督作品」の
DVD(虹をつかむ男)も一緒に借りてきた。
・・ともう一つ、昔(子供の頃)は東映時代劇が大好きだったので、
中里介山原作、片岡千恵蔵主演の「大菩薩峠」も一緒に・・
さあ、私の秋の夜長の過ごし方もあれこれと始まるぞ・・・
とりあえず第一弾はこれらで・・・



