暑い日が続く中、庭の芝生の伸び方も何故か少し暑そうに見えたが、
過日雨が降り続いていたころから千恵子選手は芝生のことや
上に伸び過ぎたハナミズキの枝や今年は生りそうにもないミカンの
枝が伸び過ぎている(?)ことを気にし、催促がましくそして遠慮がちに
呟いていた。
昨日も天気が良く、私の好きな太陽が照りつける高温の日だったので
私は意を決して庭の芝刈りに・・・
6メートル四方ぐらいの狭い庭に数本の木があるので、芝生の部分は
半分から5分の3ぐらいだろうか、それほど大変な作業ではないのだが
2年ほど前に自分で修理したが20年以上使っている芝刈り機の切れ味も
悪く、(マンションの庭の土には小砂利も多く刃が劣化のため)意外に
時間がかかるのだ。
炎天下と灼熱の太陽が好きだとは言ってもやはり暑さは感じるし、
額や帽子を被らないスキンヘッドにはうっすらと汗も滲んでくる。
刈り取った芝が芝刈り機の袋の部分にいっぱいになると大きなバケツに
移しながら庭の中央部へ進むと・・一本のネジバナの姿が目に入った。
と同時にあの「らんまん」の万太郎のような気持ちになったつもりで
芝刈り機のスイッチを止めてしゃがみ込み、背中がジリジリするのも
何のその・・とばかりに可憐な姿に見入り、その近くにまだ伸びて
いないものがないのかと伸びた芝生の根元を探してみた。
昨年は運よく(?)右巻きと左巻きの両方を見ることが出来たが
今年はその一本だけ・・・それでも嬉しかった。
間違って刈り取らないようネジバナの茎の周りの芝を残して作業を
進め、終わってからあらためてその可憐な姿を眺めながら初めて
見た頃のことなども思いだしてみた。
その姿がこの画像(嬉しさのあまりピンぼけに)



そして次の画像が昨年のもの(右巻きも、左巻きも)


そして次が以前千恵子選手が描いたネジバナの姿

