♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

この夏のスペイン旅行 Vol.9

2018-08-13 | 旅行
9日目(7月18日)

上海へもほぼほぼ定刻通り無事に着陸した。カートを忘れないように
CAさんからもらわねばと覚えていたが着陸後早々預けたCAさんにカートは
(機体の)前で預かっているので出るときに返しますみたいなことを言われた。

しかしシートベルト着用サインが消えてから乗客全員しばらく待った。私は
上海での乗り継ぎ時間が6時間もあるのでこの飛行機はかなり後方の座席を
指定していた。アナウンスがあってエンジニアのチェックが終了していないので
もうしばらく待ってとのこと。30分くらい機内で待ったような気がする。
長かった。でも乗り継ぎ時間はたっぷりあるので余裕だ。

ようやく飛行機から出られるようになってちゃんと前にいるCAさんからカートを
受け取って(座席番号聞かれたけど即答できなくてCAさんの方が「○○よね」と
渡してくれた^^;)到着口までバスに乗って移動した。これも案外時間がかかった。
基本イラチの大阪人の血が流れているんだけどイラついたところで仕方ないよね。

ようやく空港に入って早速セルフで指紋を取らないといけない。10台くらい
機械はあったがそこも大混雑。自分の番になっていざパスポートを開いて
操作するけど、要領が悪いのか次に進まない。自動音声のちょい変な日本語が
繰り返されて私の後ろにも人はいたはずだけどどんどん取り残されていった。

でも乗り継ぎ時間に余裕はあるんだからアセることはない。荷物を受け取る前に
トイレに行くと人の流れはなくなっていたから次にどこへ行けばよいか自分で
確かめなければならなかったが、外国人入国者の入国審査まで到達。
うわっ、また人並んでる。何?しかも入国カード要るの?なんで飛行機の中で
配らんねん。

入国カードに記入し外国人の列に並ぶと、バルセロナで飛行機搭乗するときに
見た(おそらく)スペインの高校生男女2人ずつと引率者っぽい人が少なくとも
1人のグループが前にいた。あ、この人たちも手続き遅くなったのね。

ここでも何分並んだだろ。ここでも指紋をチェックされるので時間がかかるのだ。
何事もなく入国審査終了。さぁ荷物はさすがに出ていてぐるぐる回ってるんだろう
なぁと思いながらバゲージクレームへ移動した。便名とターンテーブルの番号が
リスト表示されているモニターを確認すると、そら混雑してるはずだわ、7、8便
到着してたようだ。で?バルセロナからの到着便は・・・?

ん?ない?まだなの?え?でもまわりに同じ便だった人たちいなさそうだしさっきの
スペイン人グループはどこ?あ、いた!でもモバイルか何かの手続きカウンターに
行ってるよ。荷物よりそっち?

ダメだ、自分で何とかしなきゃ。荷物の問い合わせカウンターを見つけた。
たくさん航空会社の名前というかロゴが書いてあって・・・エアチャイナないやん!
でもここは上海、エアチャイナがないわけない。他にも同じようなカウンターが
あるはず。まだ痛む左足をちょっと引きずるように歩いて別の荷物問い合わせ所に
行った。あった!エアチャイナのロゴ。1人お姉さんが俯き加減で何やらお仕事
してるがこの人に聞けばいいんだ!

「CA840便で来たんだけどターンテーブルの番号が分からない」と英語で言った
つもりだがちょっとパニクり気味なのでちゃんと通じたのかは疑問だ。でもその
お姉さん、素っ気ない表情で「そこにあるでしょ」的に指差したところに荷物の
固まりがあった。ああ!これか、全然目に入らなかった。それでその荷物群を
見てみると“Sorry to delay”みたいなタグがついていてもっと前からここに
あったような荷物たち。ないぞ。ない。私のはここにない。すぐ目の前で荷物を
探しているのにさきほどのお姉さんは全く知らんぷりでお構いなし。おい、
それでも空港職員か?日本では考えられないよね。

もっとそのお姉さんに食い下がればいいのだろうけど無視に近い態度に感じたから
頼りにならんと思い、別の同じような荷物群を見つけそっちの方に歩き出したら
その辺りにいた男性の空港職員が「こっちじゃねぇよ。あっちだ。彼女に聞け。」
みたいなことを言って私を追い払おうとする。「聞いたよっ!」「でもとにかく
こっちじゃない。」何なんだよ!荷物を下ろしたいのは航空会社か空港かどっちか
知らんが私じゃないんだ。乗り継ぎ時間6時間で良かったよ。。。3時間なら
もっとパニクってるところだ。

本当にまだなのか?いやそれにしては同じ便の乗客がもっといてもいいはずなん
だけど・・・。みんな荷物預けてなかった?んなわけないな^^;モニター付近に
戻ってもう1度確認しても表示はない。足も疲れていることだしちょっと待って
みるか。あ、あのスペイン人グループも学生っぽい4人がその辺りで何をするでも
なく談笑している。これは、もしかして引率者らしき人が荷物を探してるのかな?
うん、たぶんそうだろう。だって、やっぱり荷物預けてるはずだよね。彼らの様子を
気にしつつ私も待機することにした。

ロストバゲージなら知ってるが、飛行機から降りて荷物のターンテーブルの表示が
ないという事態は私の頭の中にはない。どう対処するかなんて頭の中のマニュアルにはないよ。

かなりしばらくして先生らしき人がカートにスーツケースをいくつか積んで
学生たちのもとへ「あったぞ!」的な感じで勢いよく帰ってきた!どこかに
あったんだ!!これは、あの人にどこにあったか尋ねてみるしかない!と思うも、
彼らはテンション上がって猛ダッシュするので足を痛めてる私は背後から通じるか
どうかも分からない英語を大声で叫ぶことはできなかった。でもとりあえず彼らの
行く方向へ歩いていくと、あ!あった!私の荷物。30レーンの側に置いてあった。
けど、私の荷物だけでなくあと3、4個はあったぞ。そうか、こういう場合は
自力で隅から隅までターンテーブルをチェックすることか。でも広い空港、たぶん
20いくつから40いくつまで20以上ものターンテーブルがあったので足が痛かったことも
ありそういう考えには至らなかった。着陸してからそれが実に1時間半後のことだった。

時間にはまだ余裕があったが、到着ロビーからすぐに出発ロビーへ行き、チェックイン
カウンターへ並ぼうとすると、セルフチェックインの列でいいということだった。
そっか、バルセロナでチェックインは済んでるからね。荷物預けるだけだもんね。

まだ早すぎてゲートが決まっていないので、適当な場所で休むことにする。前に深圳
行ったときの残りの中国元を持ってきていたので、それでウーロン茶を買った。もう後は
飛行機に乗るだけだ。まさか最後にあんなストレス受けるとは思わなかった。

上海から関空へは約2時間半のフライト。飛行機に乗る前は足の痛みがだいぶ薄れて
いて、関空に着いたときには痛みが完全になくなっていた。帰国してから計算すると
ざっと1日平均2万歩以上歩いたことになっていた。

ちなみに買ったエスパドリーユはストッキング履いた状態で履くとぴったりで早速
普段使いで活用している。いい買い物だった♪

長々とした旅レポお付き合いいただきありがとうございました。
コメント
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