♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

舞台『2020』感想♪~♪完走おめでとう♪~

2022-08-22 | アート・映画・演劇
結局大千穐楽の生配信観ることにした。どうも配信は2回以上見ないと
気が済まないのでアーカイブが準備出来てすぐ通しで再生した。

当然、推定75インチのプレミアムシアターで視聴♪ これで救急車の
サイレンなどに邪魔されない^^v

さて、私は7/10マチネの東京公演1回、8/18マチネの大阪公演1回、
そして大千穐楽の生配信(×2回)を観たわけだが、まとめて
感想を書くことにする。ただ7/10の記憶は確かではないが。

この舞台を見ての感想を一言で片づけるなら私は肉の海にはなりたくない。
やっぱり人間でいたいよ。

最初から順を追ってレビューしていこう。
東京は3列目のほぼど真ん中だったので、客席から登場したことに
気付くのは遅かった方だったと思うし、上手側だったら一瞬でも
距離近かったんだろうなーと思った。

大阪公演は事務所先行に落ちたので、1階席の前ブロックではなく
通路を挟んだ後ろの上手側2列目出入口近く。これはどこから入ってくるのか
分からないけど、近くを通る可能性大だと思っていた。

ただ違ったらがっかりさせるだろうから、その日「2020」を初観劇する
友達には何も言わなかった。

だけど、ほぼ予想通りあたりをつけていた側面のドアから一生さんが
入ってきたことにいち早く気付いた私はその方向へ腕を伸ばし友達に
教えた。

そしたら来た来た! 照明も当たってないのだけど確かに一生さん。
左手の人差し指と中指を脚にして私たちの前の席の前の手すりを
するするっと歩かせて(お茶目!)舞台方向に身体を向けて
前ブロックの通路を通り過ぎて行った。

舞台はこれから始まろうとしているのにノックアウト寸前ですよ、私は;^^A

あ、配信のときは舞台に上がる前、センブロ1列目の端の席が空席
だったから一旦座ったね^^(お茶目!2回目)

天シェのときも思ったけど、そんな至近距離にいたらそれだけで
パニックになりそう・・・。

最初に未完成タワー(←敢えてこう呼んでます笑)に登って第一声を
発するのだけど、東京公演のとき登ったときに拍手したかなぁ。
覚えがないんだけど。したような気もする。

でも大阪初日はした。なんか登場の拍手というよりはぐらついてた
けどちゃんと登れたね。みたいな感じで(^^ゞ だけど、大千穐楽は
なかったね。拍手起こる前に台詞言ったのか。

タイトルが「2020」なので、当然“件のアレ”の話が出てくる。
2020.1.1には世界の人口が77億人に満たないが、2022年の今日は
78億人に迫ろうとしている。日付が公演日になっているのは7/10には
気付いたが、8/18のときは見ていなかったなー。スペイン風邪が
流行ったときには1918年の約19億人から1920年の約18億人と2年で
1億人も減少しているのにね。

だけど、2730年には2人だけだってよ。そう、君と僕(ウインク!)

そうそう、配信あるあるなんだけど、生配信のカメラワークにちょっと
不満。そのウインクの瞬間に引き画面に変えるってどうなのよ。
角度は反対だったけど一生さんアップのままで良かったんだけどな。

それとロマンスちゃんが出てきたときはたまに動きがシンクロしたり
するので、ちゃんと2人が画面に入っていなきゃ。なんでそのときに
一生さんばっかり撮るの。特に8/18のアフタートークショーで、
ロマンスちゃんの存在意義などのお話を聴いたから余計に気に
なってしまった。

あと、最後のカーテンコールの右手くるくるお辞儀も寄り過ぎてて
くるくるが入ってない(>_<)

え?カメラ担当の人初見なの!?と思ったくらいちょっと残念だったなー。

それから、8/18は大阪初日の公演だけど、田山ミシェルが歌うときに
使うマイクの音量が大きすぎる印象だった。それを感じたのか
ミシェルはマイクをいつもより若干口から離していたように思う。
飽くまで個人の感想です。

配信の大千穐楽も実際音声トラブルあったらしいが、確かに配信でも
序盤の方で音声のチャンネルが明らかに変わってそこからすごく
不安定だった。おそらく一生さんのピンマイクが入らなくなったのかな?
ステージ上のマイクから声を拾っていたのかな。

BGMやSEの音を出すときも都度調節していたのか一生さんの声と
バランスが悪かった。

だから・・・WOWOWの放送はちゃんと綺麗に編集したものか、
東京でも配信やってたけどその映像見せてほしいな~。

と生配信の愚痴はこれくらいにしてと、私はGLを除くと
田山ミシェルが最高に好きだなぁ。

7/10のときは、彼に家森味を感じた。カルテットの家森諭高。
特に自分の名前を言うとき。ミシェルのルをはっきり言わないで
そこだけネイティブ的に「田山ミシェ-」という偏屈さがキュートで
可笑しくて。だから自分の名前を言う度に東京では笑いが起こってた
けど、大阪では家森味がなかったな。田山ミシェルになってた。

「田山ミシェ-」は頭脳、容貌、肉体を始めとしたすべての部分を
お直しした完璧な人間(=客席の我々=肉の海)とは違って、
不完全なままの、生まれたままの条件での人間・・・だから私も
そうなりたいって。すごく共感できる。

というか、この舞台、今の世の中を皮肉っているんだよね?と
受け取ってしまったんだけどどうなのかな。

みんな肉の海になろうとしてない?
全体主義に向かってグローバリズムやSDGsやなんやかんや(苦笑)
肉の海になろうと。

その先は破滅・・・この舞台は「外すための予言の書」であって
欲しいと思ったよ。

とりあえず、私は人間らしく、不完全な今のままで最低100歳まで
生きるからね。

一生さんの一人芝居とは言え、想像以上にたくさんのスタッフの方達に
支えられてきたんだね。その中で1公演も欠けることなく完走できたのは
本当に素晴らしい♪ また来年も舞台期待してまーす( *´艸`)

文化なくしたらあかんよ。人間らしく生きようや。なぁ、みんな?


あ、そうそう、8/18の帰り際、その手すりを触って会場を後にしました(爆)

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