♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

『斑鳩の王子ー戯史 聖徳太子伝ー』

2024-02-12 | アート・映画・演劇
建国記念の日の昨日は、さんまさんのIMMシアターこけら落とし公演の
『斑鳩の王子ー戯史 聖徳太子伝ー』を見に行ってきました。

IMMシアターに行きたかったですが、先月話した『オペラ座の怪人』
公演との都合でホントのこけら落としの東京公演は見に行かなかった
のですが、その代わり大阪で待ちきれないと初日のお昼公演の
チケットを取ったのです。

休憩なしのぶっ続け3時間公演は私には長くは感じませんでした。
今回、1人2、3役もされていて衣裳替えが大変そうと思いましたし
この頃の歴史ってあまり取り上げられない?というか馴染みが
薄いので登場人物の名前も難しく詳しく話は追えなかったけど、
何だか権力争い、宗教争い、疫病の流行など結局今と変わらんやん!
と思うことしばしば。

子供の頃、教科で言うと社会科は苦手だったけど実は私この頃の
時代は好きなんですよね。とは言え詳しくはないのですし、
高校のときには「実用的なもの」と思えることにしか興味が
湧きませんでしたから歴史なんて“実用的なものではない”と
いう判断だったのです。

でもようやく今になって歴史を知ることは大事だということが
分かりました。自分の経験値から学べることもあるけど、この
広い世の中でそれをすべて当てはめることは愚かであることに
気付きました。

紀元前660年に日本という国ができてから2600年以上もの存続
している素晴らしい国は世界では見当たりません。確かその次は
続いていても1000年台なんですよね。その国が今まさに滅びるか
どうかの瀬戸際にいるということが、そしてその危機感がまだ
国民に浸透していないことに憂いを感じている今日この頃です。

この舞台で「言葉は武器」という台詞がありますが、国民主権が
脅かされようとしている今、声を上げて世論を作らないと
いけません。無関心でいられても無関係ではいられません。

そんなこと考えていると以前の舞台ほど笑ってもいられません
でしたが、まぁコント部分はしっかり笑わせてもらいました。

元気なさんまさんを見ていられるうちは幸せだなと思います。
ホントに現代の聖徳太子はさんまさんと言っても過言じゃない
ですね。

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