♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

ファントム@梅田芸術劇場

2019-12-08 | アート・映画・演劇
この週末は忙しい。

7日、昨日のことです。ファントマー(!?)である私は夏前に
この公演を知り、城田優さんと加藤和樹さんのWキャストなら
城田ファントムは以前観たことあるので、加藤さんのファントムに
行きたいなーと思ったのです。

ところが、大阪公演では加藤ファントムは7日と8日の土日だけ。
えー!?土日の公演なんて一般発売で買えるか!?とビクビクしていたけど、
何とか注釈付きのB席、すなわち一番悪い席が買えたのです。

3階席の右の隅っこの席で、舞台の右側前方は死角になってしまって
見えない位置でした。でも、その辺りで演者が台詞言うこと多かったなー(^^;
同じ3階でも劇場の大きさが違うので前日よりはステージに近いと思えたのが
救いでした(^^ゞ

ファントマーと言えど、このアーサー・コピット&モーリー・イェストンの
「ファントム」は過去に3回見たことあるだけ。やはり好きなのは原作に
近いアンドリュー・ロイド・ウェバーの方。

開演10分前に先がけて一部の演者が客席にやってきてCD手売り?注意案内?
挨拶?何やらパフォーマンスがあちこちで行われているようでした。
場内アナウンスもパリ警察署長のルドゥ警部が担当されていました。
これらは城田さんの演出によるものらしいですね。

3階にも男性に連れられ男の子が来ていました。どちらも演者さんらしいけど、
子役・・・あったっけ?と思っていたら、ファントムの幼少期を演じておられました。
それによりおぞましい顔を持って生まれてきたファントムの悲痛な叫びが鋭く
観客に突き刺さったと思います。これも城田さんならではの演出なんでしょうか。
良かったと思います。

仮面も大概はつるっとした仮面ですが、鏡の破片を貼り合わせたようなカクカク
した仮面も格好良かったですね。

和樹ファントムは今まで観た「ファントム」の中で一番ソフトな歌声でした。
でもあんなにメッタ刺しして殺すかね?とそこはちょっと合わない気がしました。

愛希れいかクリスティーヌは申し分なかったです。歌声もバレエも。
今まで見てきた「ファントム」の中で1番納得できるクリスティーヌでした。

それからたぶん初めて見るばかりかお名前すら知らなかったのだけど、
廣瀬友祐シャンドン伯爵も格好良かったですね。髪の毛が綺麗でした
(3階からだからお顔よりも整った髪に目が行きました^^;)

総じて何がいいってやっぱり生オーケストラがいいのです。舞台奥の上層に
オーケストラの演奏者の方々がいて、よく見えなかったから分からないけど
ファーストバイオリンの方が1人指揮棒を持っておられたのかな。

でも最初の方はマイクの音量のバランスが悪かったか、生じゃないように
聴こえました。だけどすぐに演者の方たちの歌声と調和して綺麗な音楽に
なりました。

演者のマイクはこめかみに這わせてありました。ついついしょうもない確認を
やってしまいます。なんで私はこんなことを気にしてしまうのか自分でも
分かりませんが。

こっちのファントムではあまり泣かないのだけど、今回クリスティーヌが
仮面を外してとお願いするところ(前回もここで泣いていた^^;)と
ファントムが最後父親と昔話をするところ泣けました。
久々に泣いた気がします。

うむ、城田優&木下晴香キャストでも観たくなってしまいました。。。

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